パームスプリングの週末

劇場公開日:

解説

「スペンサーの山」のアール・ハマー・ジュニアの脚本を「ヤング・ヤング・パレード」のノーマン・タウログが演出した青春ドラマ。撮影は「ランページ」のハロルド・リップステイン、音楽をフランク・パーキンスが担当した。出演者は「恋愛専科」のトロイ・ドナヒュー、「インターン」のステファニー・パワーズ、「けっさくなエディ」のジュリー・バン・ダイク、ほかにタイ・ハーデン、コニー・スティーヴンスなど。

1963年製作/アメリカ
原題:Palm Springs Weekend
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1964年2月22日

ストーリー

復活祭の避暑地パームスプリング。ジム(トロイ・ドナヒュー)たち大学の篭球チームの一行は同じバスのゲイル(コニー・スティーヴンス)と名乗る金持ちの高校生と知り合う。途中でバスは故障、ゲイルは通りかかったエリック(ロバート・コンラッド)の車で送ってもらうが途中でハリウッドのスタンド・イン、ストレッチ(タイ・ハーデン)とスピード競争をやり、彼の車をエンコさせてしまった。さて、パームスプリング。ジムは警察署長の娘バニー(ステファニー・パワーズ)と知りあった。エリックもゲイルと仲良くなった。だが、彼がゲイルを力づくで彼女を自由にしようとしたため、通りかかったストレッチが彼を殴り倒し、そのまま車で去って行った。その途中で若者たちの1団が現れ、よけるために転覆させてしまった。自首をしたがそれには、彼の理解の少ない父親へのいやがらせも混っていた。警察でジムに悟され、自分を悔い改めた。またゲイルは実は偽名を使った普通の高校生ジェーンだと白状したが、勿論それを許し、再会を誓い合った。復活祭は終わった。一行が帰途につくとき、パトカーで署長とバニーが駆けつけ、医者になると言っていたジムを何年でも待っていると約束し、彼を喜こばせた。署長は、来年も来て欲しい、ただし、両親と一緒に、と言った。警官が若者たちのお守りをするのはかなわないからだ。

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