ハンプス

劇場公開日:

解説

ラクダを採用した騎兵隊をめぐって起きるドタバタ喜劇。製作・監督は「ベンジー」のジョー・キャンプ、脚本はウィリアム・ビックレイとマイケル・ウォーレンの共同、撮影はドン・レディ、音楽はユーエル・ボックスが各々担当。出演はジェームズ・ハンプトン、クリストファー・コネリー、スリム・ピケンズ、デンバー・パイルなど。

1975年製作/アメリカ
原題:Hawmps
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1977年4月2日

ストーリー

西部開拓時代から20世紀に移り変わろうとしているある日なたで、クレモンズおじいちゃん(ジェームズ・ハンプトン)が可愛い孫たちに昔話を聞かせていた--。まだ南北戦争の始まる前、クレモンズは士官学校を出、ワシントンの参謀本部に勤めていた。その頃、陸軍ではラクダを騎兵隊に用いる事が検討されていた。ラクダは砂漠の多い西部ではもってこいだからだ。この実験地はテキサスのバル・ベルデ砦。早速砦に派遣されたクレモンズを迎えたのは、チブス軍曹(クリストファー・コネリー)。彼の小隊はろくでもない連中だらけだが、よい『アラビア馬』の到着を期待している。翌朝、街を通り16頭のラクダが到着し、ドタバタ騒動の内にも兵隊達はラクダ部隊としてサマになっていった。いよいよ出番とインディアン討伐に出るが、水に弱いラクダは大暴れ。かくして、この結果がワシントンに報告され、実験打ち切り命令が下る。だが、今やラクダに愛着を持つチブス達、ラスト・チャンスに馬対ラクダの砂漠横断レースを催した。馬側はタッカー(スリム・ピケンズ)隊。号砲一発、リードするタッカー隊は泥棒村のカッター(ジャック・エラム)に捕ってしまう。クレモンズとチブスが彼らを牢から助け出すが、さっさと逃げたタッカーらを尻目にカッターらに囲まれるも危機脱出。ともかく決勝点の町に現われたのは、予想に反してラクダ隊。勝てば官軍、ついにラクダの優秀さが証明されたのだ。ちょうどそこへ、感激のクレモンズに1通の電報が--「鉄道がカリフォルニアまで延長と決定。もはや計画はご破算」。なんて事だ!かくしてこの珍実験は西部開拓史には載らなかったとか……。

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