2挺拳銃

解説

ウィリアム・S・ハート氏が映画界に復帰して作った2本の映画中最初のもので氏が自ら原作を書き、J・G・ホークス氏が脚色し、今ユ社の監督をしているクリフォード・スミス氏が監督をした。相手役は「宇宙突破」等出演のエセル・グレイ・テリー嬢、「ふるさとの家」「君を思えば」等出演のキャスリーン・オコンナー嬢である。

1923年製作/アメリカ
原題:Wild Bill Hikock

ストーリー

まだ西部が未開であった頃、ビル・ヒコックは幌馬車を襲う山賊達を相手に勇敢に戦って「亜修羅」とい渾名を得た。彼はドッヂという町へ出て、拳銃は使わぬ事にしていたが、余りに町の風儀が悪いので彼は法律と秩序を破る悪人達を相手に、一度捨てた2挺拳銃を執って立った。悪戦苦闘遂に彼の正義は勝ったが今まで愛していた女が結婚したと聞いて、彼は愛馬ペイントに跨がり、悲しみを忘れ新しい幸福を求めんと、何処ともなく去って行った。

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