逃げた花嫁

劇場公開日:

解説

「恋愛放送」「姉妹と水兵」のヴァン・ジョンソンと「若草物語(1949)」「姉妹と水兵」のジューン・アリソンが主演する喜劇で、アルバート・ビーチが脚本を書きおろし「少年の町」のノーマン・タウログが監督し、「美人劇場」のレイ・ジューンが撮影した1948年作品。助演は「不思議な少年」のブッチ・ジェンキンス、「育ち行く年」のヒューム・クローニン、「孤児」のユーナ・マーケル、新人アーリン・ダール、「秘めたる心」のリチャード・デアその他である。

1948年製作/98分/アメリカ
原題:The Bride Goes Wild
配給:セントラル
劇場公開日:1950年2月14日

ストーリー

ヴァーモント州の田舎の小学校の女教師マーサ・テリートンは、マクグラス出版社の少年読み物の挿絵を描くこととなり、ニューヨークへ出る。彼女は大好きな読み物の著者アンクル・バンプスに会って見てがっかりする。その男は都会ずれのした、おしゃべりの、酒呑みの青年グレッグ・ローリングスであったからだ。しかも彼はマーサに酒をのませようとしたので、堅気の彼女は憤慨して、アンクル・バンプスは悪徳漢だとすっぱ抜くと、出版社に怒鳴りこむ。社長マクグラスは一大事と、グレッグは男やもめで、息子が不良なので心配の余り、酒に親しむようになったのだと嘘つく。それを立証するため、孤児院からダニイという悪戯小僧を借りてくる。子供嫌いのグレッグは大クサリだが、マーサは父子を仲よしにしてやろうと、頼まれもしないのに仲うど役を買って出る。そこで3人でピクニックへ行ったが、散々の不首尾で、帰りのバスの中で、ダニイが瓶いっぱいのアリをブチまけたので大さわぎとなる。しかしグレッグはこれで次の本を「アリのオーギー」にしようと思いつく。彼はアリの巣を買って孤児院に持っていくと、ダニイは大喜びで愛に飢えている少年は、グレッグに好意を抱き始める。マーサも「アリのオーギー」に熱意を持ってハリ切り、はしたなくもグレッグとマーサは互いに愛し合っていることを気付く。マーサは将来のことを考えて孤児院を訪ねて、マクグラスとグレッグが騙していたことを知ると、生涯グレッグの顔は見ないと怒り、ダニイを養子にする資格が夫婦たること、という条件だと知ると、故郷の青年ブルースを思い出し、彼と結婚することに決める。これを知ってダニイが告げたので、グレッグは是が非でも此の結婚を中止させようと、マクグラスやダニイと共に、あらゆる手段を尽くして、ついにマーサの御機嫌を直し、グレッグは彼女と結婚してダニイを養子にしたのである。

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