父を呼ぶ声

解説

米国現代の人気作家グレイス・H・フランドロウ女史の小説に基づき、「ボー・ブラムメル」「恋の逢瀬」等を脚色したドロシー・ファーナム女史が脚色し、「ヤング・ラジャー」「愛人の迷路」等と同じくフィリップ・E・ローゼン氏が監督した。主役は「結婚哲学」「妻君教育法」と同じくマリー・プレヴォー嬢とモント・ブルー氏で、「奔流恋を乗せて」のアイリーン・リッチ嬢「人魚踊る」ルイズ・ファゼンダ嬢等も出演している。

1924年製作/アメリカ
原題:Being Respectable

ストーリー

謹厳そのもののようなダリウス・カーペンター老人は息子のチャールズがヴァレリアと恋仲であるに係わらず自分の選んだスザンヌを息子の嫁にしてしまった。チャールズは子供が生まれた後も妻との仲が円満ならず、外国旅行からヴァレリアが帰って来たのを知って、彼女を駆落ちする相談をした。ダリウス老人はヴァレリアの許を訪ね、チャールズを諦めてくれと頼んで小切手を置いて帰った。家出をしようと決心したチャールズは、我児び呼び声に心牽かれて、遂に家出を思い止まり、ヴァレリアに自分の決心を電話で知らせる。真実に彼を愛していなかったヴァレリアは彼の言葉を聞いても驚かずチャールズの忌もうとローラと結婚する事にしていたスティーブンと結婚しようとしたが、スティーブンは彼女の性格を知って、今迄顧みなかったローラが如何に純な乙女であるかを知ってヴァレリアの許を去る。ヴァレリアは年老いた富豪サム・ヒースリイと結婚する事になり、チャールズと妻とは初めて理解ある温かい夫婦生活に入った。

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