チート

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解説

かつて早川雪洲がセシル・B・ドミルの監督で主演し、排日映画に利用されて問題を惹起した映画「チート」と同じ原作である。すなわちヘクター・ターンブルの筆になったもので、今度はウィーダ・ベルジェールが脚色し、「キック・イン」「ベラ・ドンナ」に続くジョージ・フィッツモーリスの監督作品である。ポーラ・ネグリが「ベラ・ドンナ」に続いて主演し、対手役には「姿なき男」「悪魔の眠る時」等主演のジャック・ホルト及び、「無法者の掟」主演のシャルル・ド・ローシュが出演する。もと日本人であった役を今度はインド人に改めてあるので、排日映画ではなくなった。

1923年製作/アメリカ
原題:The Cheat

ストーリー

カーメリタ・ド・コルドーバは父の選んだ男との結婚を嫌って、相思の仲なるダドリー・ドレークと駆け落ちしをしたので、彼女は父から勘当され、ドレークのわずかな給料でつつましい暮らしをせねばならなかった。インドの貴族ラオ・シングと名乗る社交界を背景に活躍する悪人メースは彼女の美しさに心引かれていた。昔通りの華かな生活に憧れ始めたカーメリタは次第に負債に苦しめられ、金を得ようと賭博をして更に多額の負債を得てしまい、せっぱ詰まってラオ・シングのもとへ金を借りに行った。彼はその夜自分の邸へ晩餐に来てくれればとの条件を出した。その夜夫ドレークは事業に成功して一獲大金を獲て帰って来たので、カーメリタはラオ・シングに借りた金を返しに行ったが、彼はその金を受け取らず、あまつさえ詐欺だと罵って彼女の肩に烙印を押した。カーメリタは彼を射ったがその罪は夫ドレークが負った。公判の日、夫に罪の判決が下された時カーメリタは肩の烙印を示して事件の真相を告白した。ラオ・シングは怒れる群衆の私刑に逢い、カーメリタは夫とともに我が家へ帰った。

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