断固戦うべし

解説

「男子牽制」「無軌道行進曲」のフランチョット・トーン「孤児ダビド物語」「死の本塁打」のマッジ・エヴァンスを始め「アイスクリーム娘」のスチュアート・アーウィン、「男性No.1」のジョセフ・カレイアが主要なる役を勤める映画で、マーティン・ムーニーの原作をマイケル・フェシアが脚色し、「歓楽の女王」「南国の河唄」のジョージ・B・サイツが監督に任じ「歓楽の女王」「舗道の殺人」のレスター・ホワイトが撮影したもの。助演は「舗道の殺人」のロバート・バラット、「無軌道行進曲」のルイズ・ヘンリー、「ロマンスの街」のJ・ファーレル・マクドナルド、「サンクス・ミリオン」のマーガレット・アーヴィンググ、レイモンド・ハットン、J・キャロル・ネイシュ等である。

1936年製作/アメリカ
原題:Exclusive Story

ストーリー

ギャングのアチェロは黒人のやっている塞銭詐欺を知って、黒人の親分を脅迫し、自分でそれを手広くやることになり、莫大な利益を収めた。競争相手のギャングはそれを知ると、今度はアチェロを脅かして子分にし、都合の悪い奴を彼に殺させた。富銭は更に手広く方々の小売商人に売らせたが、八百屋のシュナイダー老人は彼等の不正を知って一時も早く店を売り払いたいと思っていた。シュナイダーの娘アンは父がギャングに脅かされ店先で人が殺されたりするのをみると、いたたまれなくなって新聞社に救いを求めた。そこで腕利きの記者ティモシィは社の法律顧問リチャードと協力してギャング征伐に乗り出すことになったが、確証を掴むのは容易なことではなかった。リチャードは婚約者のテスが反対するので思いきったギャング征伐に乗り出せず、いつもアンを失望させていた。そのうちにアンの父親は店が売れ、ある塗料会社の輸出品の監督として、長年望んでいた船に乗りキューバへ向かうことになった。ところが実はそれはギャングの企みでペンキと偽った積荷は火薬の密輸出だった。キューバの税関は陸上げを禁止したので、持ち帰る途中、火薬は火を発して船は火炎に包まれた。ティモシィとリチャードは飛行機で現場に行き、リチャードは誤って落下傘で海へ飛び降りたが、ようやくシュナイダーを救出することが出来た。委細を聞いたリチャードはここで決心を固めてギャング征伐の覚悟をした。先づ州知事から特別検事に任命され、シュナイダーの証言をとることになったが、老人はリチャードの所へ行く途中ギャングに殺害されてしまった。アンは単身アチェロ訪れ彼を酒に酔わせ動けないようにしてリチャードに引き渡した。リチャードは彼を脅迫して一切を自白させた。一方ギャングはテスを監禁してリチャードを脅かしたが、アンに励まされた彼は憤然と立ってギャングの隠家を襲いテスを救った。そのときアンは負傷したが、やがてその後間もなくテスとの婚約を解消したリチャードとアンの楽しい姿がみられた。非表 L0008

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