大富源

解説

「傍若無人(1919)」「偽山賊」などの後に作ったウィリアム・デスモンド主演のアール・シー・ハムプトン映画で、「愛の報酬」と同じくパーク・フレームの監督である。共演者としてはフォックス物で大分紹介されたヴィヴィアン・リッチやチャールズ・K・フレンチ、デスモンドその後の作品「新三銃士」などでも共演したジャック・リチャードソンらがいる。

1919年製作/アメリカ
原題:The Mints of Hell

ストーリー

ダンは雪深きクロンダイクの地へ来て勇敢にも最も発見困難な「平金」という軟い黒い思い金鉱脈を探していた。この金鉱の捜索者は皆不幸に遇って死ぬのであるが彼も危く吹雪のために生命を落とそうとした時唯独りこの金鉱のことを知る一家族チョーディアーの娘アリーンに救われた。彼女の介抱によって全快したダンはかつて彼女に無礼を働いたクレイを懲すべくサンダウンの町に来て目的を果たし、再び彼女のいる深山に帰るが、不幸にもクレイが復讐に追跡し己が犯した殺人罪を彼に被せたため、彼は乗馬警官隊に捕らえられようとした。併し金鉱の処分などについての彼の無慾な立派な態度は容易に警官隊の誤解を解き得た。犯人クレイは雪のために死んでいた。彼は恋人アリーンとともに彼女の老父の協力者となり、豊かな奮闘の生活に入ることとなった。

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