タミーとドクター

劇場公開日:

解説

タミー・シリーズは1956年にデビー・レイノルズが主演で「タミーと独身者」が作られ、1961年にサンドラ・ディー主演で「タミー真実を語れ」(ともに本邦未封切)ができたが、今度は同じサンドラ・ディーが主演する第3作品。監督は「六頭の黒馬」のハリー・ケラー、撮影は「スパルタカス」のラッセル・メティ、脚本はオスカー・ブロッドニー、音楽はフランク・スキナーが担当している。製作はロス・ハンター。

1963年製作/アメリカ
原題:Tammy and doctor
配給:ユニヴァーサル
劇場公開日:1963年7月13日

ストーリー

ミシシッピーの河岸につないだリバー・ボートに住む可愛い少女タミー(サンドラ・ディー)は、仲良しの富豪コール老夫人(ビューラ・ボンディ)が心臓病で入院するのに付き添い、ロサンゼルスの病院に臨時雇いとして住み込んだ。若い医師マーク博士(ピーター・フォンダ)は、勝手が分からずまごついているタミーを患者と間違え、それがもとで2人の間に恋が芽生える。タミーは慣れない仕事で失敗ばかりしており、看護婦長ミス・コールマン(マーガレット・リンゼイ)が可愛がってくれるので、やっとクビにならずにすんでいる始末だ。ベントリー博士は若いマークの将来を思い、タミーに深入りするなと注意し、おかげでデートの回数も減ってきた。タミーは淋しくてたまらない。またタミーは看護婦長が院長を恋しているのに、院長は何も知らず冷淡なのが歯がゆくてならない。それやこれやでコール老夫人に打ち明けると、ベントリー博士の看護婦長に対する態度も変わるだろうという。そこでタミーは、看護婦長に共同戦線を張ろうと相談したが、婦長は自分の恋が知られているのを恥じて退職してしまう。ところが、コール老夫人の手術には、院長はどうしても婦長が必要なのだ。タミーの熱心な頼みで、婦長は手術に間に合った。やがてマークに招かれて病室に入ったタミーは手術成功と同時に、ベントリー博士と婦長も互いを理解し合ったことを知った。マークとタミーは、改めてロマンスを再会できることになった。

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