1930年フォックス・フォリース

解説

昨年発表された「フォックス・ムーヴィートン」と同じ趣向をもて製作された歌と踊りと音楽とを主とするレヴュー映画である。劇筋そのほか大体のストーリーは「想夫舞曲」「鉄骨エロ騒動」のウィリアム・K・ウェルズが組み立て、「ハッピイ・デイス」「ハバナから来た女」のベンッジャミン・ストロフが監督し、「鉄骨エロ騒動」「ヨーロッパ突進」のL・ウィリアム・オコンネルが撮影した。主なる出演者は「サニー・サイド・アップ」「巴里よいとこ」のエル・ブレンデル、「サニー・サイド・アップ」「ハッピイ・デイス」のマージョリー・ホワイト、「ドノヴァン」「母よ愚かなれ」のウィリアム・コリアー・ジュニア「七つの鍵」「愛の医者」のミリアム・シーガー、ノール・フランシス、フランク・リチャードソン等である。

1930年製作/アメリカ
原題:The New Movietone Follies of 1930

ストーリー

道楽息子のコンラッド・スターリングはブロードウェイのレヴュー花形メリー・メーソンに恋している。だが彼の乱行は彼女を憤らせ、日曜日ごとの合いびきを拒絶される。一策を案じたコンラッドは伯父の別荘で、ひそかに大レヴュー宴を開くこととなり、メリーの一座の出演を契約する。一杯喰わされたメリーはその場所に来て初めて右の始末を発見し、なおさら憤慨する。偶然コンラッドの伯父が乗り込んで来て、いまだに止まらないコンラッドの乱行を立腹して勘当しようとする。しかるに一座の同じ花形のグロリアは伯父の愛妾であることが暴露し、大いにてれながらも終いにコンラッドとメリーの恋仲を許すこととなった。コンラッドの下僕アクセル・スヴェンソンを材木商の主人と間違えたことからグロリアとヴェラのさや当てなどもあったが、とど万座の衆は丸くおさまる。

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