正邪の岐路

解説

レックス・イングラムが「黙示録の四騎手」「征服の力」に続き、「ゼンダ城の虜(1922)」の前に監督した作品である。原作はウィンチェル・スミスとジャック・ハザード合作の舞台劇「右へ曲れ」に基づいたもので、これが1917年ニューヨークのゲイティー座に上演された際は好評の為に443回も連続上演したという記録を作った。映画化に当たっては、ジューン・メイシスとメアリー・オーハラが脚色し、イングラム夫人のアリス・テリーと「社交界の怪賊」出演のジャック・マルホールとを主役として製作された。

1921年製作/アメリカ
原題:Turn to the Right

ストーリー

ジョー・バスコムは身に覚えなき濡衣を被って投獄されたが、出獄後母のもとに帰り、事実を隠して暮らしていた。彼は母が家や畑を悪人に奸計をもって奪われようとしているのを知って、獄中で友達となったジリー及びマグス2人の助力を得て、悪人の裏をかいて母を安心させ、恋人エルシーとも結婚する事ができた。彼の友達2人もジョーの計らいで幸福な生活に入る。

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