邪神島

解説

「クカラチャ」「原始人」のステフィ・デューナが「国境飛行隊」「武骨一代」のレジス・トゥーミーを相手に主演する映画で、活劇監督のウォーレス・フォックスがジョン・ツウィストと共同して書き下ろし、監督に当たった。撮影は「肉弾鬼中隊(1934)」のハラルド・ウェンストロムが担当した。助演者はレイモンド・ハットン、ミッチェル・ルイス、チャールズ・ミドルトン、フランシス、マクドナルドその他である。

1935年製作/アメリカ
原題:Red Morning

ストーリー

英領ニューギニアのネルソン港に駐在している若い保険会社社員ジョンとペラザ船長の娘カラとは婚約の間柄であったが、カラは結婚前の最後の思い出にと航海に出る。船の1等運転士ホーカーは悪人で保険金詐欺の目的でスタンチョンとグリブに買収され船を沈めようとするが、船は暗礁に乗り上げて沈まない。カラが傷ついた父船長を助けて辿り着いた島は原住民島で早速捕まえられるが、毒蛇に噛まれて瀕死の酋長の息子を助けて開放される。しかし船長はこの島でついに死んでしまう。ジョンはカラの行方を案じて出発するがある島の原住民に捕らえられる。カラは帰還の途、ジョンの危機を知り、危険を侵して首尾よくジョンを救うが、今度は悪運転士の一行に会い再び危険に瀕す。カラは酋長の息子の事を思い出し、太鼓の信号で原住民の一隊を呼ぶ。悪運転士は追われて船に逃げ込むが、仕掛けてあった爆弾によって自滅してしまう。カラは全く航海に懲りて、ジョンの言い出すままに結婚するのであった。

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