ジェーンの求婚

解説

「モリーの当惑」と同じくエディス・ケネディ女史の原作。「海の狼(1920)」「エヴリー・ウーマン」等のジョージ・メルフォードが監督をして、主役は「モリーの当惑」「水郷の歌」等と同じヴィヴィアン・マーティン嬢で、対手としては新進のナイルス・ウェルチ氏とカッスン・ファーガソン氏。ニュースは「筋は同情を牽く点が少ないが、製作には多くの注意が払われている。普通以上の作品である。」と評している。

1919年製作/アメリカ
原題:Jane Goes A-Wooing

ストーリー

ジェーン・ニールというう婦人速記者は金持ちを夫にしたいとし夢見ていたので、ミッキー・ドノヴァンという青年の真面目な愛を却けた。そして老富豪デイヴィッド・ライマンに雇われることになる。老人の甥モンティーはジェーンに恋し、ジェーンも彼を憎からず思うが、程なく彼に誠意のないことを知る。老人もこれを憤って全財産をジェーンに与える旨の遺言状を作って死ぬ。彼女はモンティーの求婚を却け、遺言状を破いて心から自分を愛するミッキーの許へと帰った。

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