深海の復讐

解説

A・B・バリンジャー氏が原作及び監督をした海底活劇で、主役には「危険信号」「総動員」等主演のラルフ・ルイス氏で、相手役には「北国の暗影」等出演のヴァージニア・ブラウン・フェアー嬢が出演する。海底撮影が頗る巧妙に出来ていて、恐ろしい場面を数々見せると云う。

1923年製作/アメリカ
原題:Vengeance of the Deep

ストーリー

マスグローヴ船長は小さい南海の島に君臨して、原住民達に真珠取りをさせていたが、情もなき彼の態度は常に原住民達の恨みを買っていた。彼の娘エセルは白人の潜水夫フレデリコに恋されていたが、彼女はジャンと云う労働者に心をよせていた。酋長の息子タグはマスグローヴに対する恋の復讐からフレデリコが潜水中送気管を閉塞したが、却って鮫に襲われジャンに助けられる。フレデリコとジャンとは新しい潜水帽を試験する為海深く潜って偶然に宝の箱を発見したが、二人はこれをマスグローヴに隠していた。その夜それを取りに行って2人は恐ろしい深海の復讐に逢う。復讐とは何?エセルの恋はどう芽ぐむか?

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