劇場公開日 1970年6月20日

死刑台に接吻のレビュー・感想・評価

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3.5小悪魔美女には御用心。

2021年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

パトリシア・ハイスミスの『見知らぬ乗客』をベースに、交換殺人を持ち掛ける異常者を若い美女に変えるなどかなりアレンジしている。

ダイアナは、両親が亡くなり岸辺の家で一人暮らし。裕福な伯母からの援助で暮らしていたが、伯母は精神科医のハギス医師の所に通院することを条件にお金を渡していた。ダイアナは、どうやら昔から精神科への通院や入院歴があるらしい。
ハギス医師は、統合失調症の可能性が高いとして彼女を入院させようとしていた。しかし、病院に入りたくないダイアナは、ハギス医師を殺そう考え、偶然、テレビで観た万年2位とあだ名されているゴルフプレイヤーのジェリーに目をつけるのだった…。

あらすじはこんな感じで、ダイアナが酔ったジェリーをベッドへ誘い殺人の約束をさせるんだけれど、その様子をカメラで隠し撮りして、脅しのネタにしたりするが、また、面白い。ヒッチコックの『見知らぬ乗客』と比べるとハラハラ感はあまりないが、キャロル・リンレーの演じたダイアナがなかなかのサイコパスなので面白かった。

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pinkcrow