死刑囚に聞け!

劇場公開日:

解説

ハードボイルドのギャング映画。スタンリー・ルービンの原作をネッド・ヤングが脚色、ジャック・バーナードが監督した。撮影ウィリアム・オコンネル、音楽はエドワード・ケイ。主演はエドワード・ノリスにジーン・ギリー。

1956年製作/アメリカ
原題:Decoy
配給:アライド・アーチスツ=映配
劇場公開日:1957年3月1日

ストーリー

輸送途上の銀行の金40万ドルを奪ったフランキーは、金を人里離れた森に隠したが間もなく逮捕された。情婦のマーゴット(ジーン・ギリー)は金の隠し場所を知ろうとしたが、フランキーは口を割らぬまま青酸ガスで死刑にされることになった。マーゴットは青酸ガスで死んだ人間は死後1時間以内なら“メチレン青”という毒薬を用いれば生き返ることを知り子分のヴィンセントと、刑務所の嘱託医クレイグ(エドワード・ノリス)を色仕掛で口説き、フランキーの復活に成功した、だが慎重なフランキーは金の隠し場所を地図に書いたが、2分してマーゴットとヴィンセントに与えた。ヴィンセントはフランキーを射殺した。一方、刑事のポルトガルは、マーゴットの美しさに下心をもち、かねて接近を試みていたが、それと覚った彼女は、嫌がるクレイグに運転させ金の隠し場所に車を走らせた。途中マーゴットは、これも金を探しに来たヴィンセントを轢き殺し2つの地図で金の入った箱を見つけ出した。こうなってはクレイグも無用と、彼女は彼に拳銃を浴びせ金箱を抱え家へ戻った。クレイグは重傷の身を親切な通行人の助けでマーゴットの家へ運ばれたが有無をいわせず彼女を撃ち、自分も息絶えた。瀕死のマーゴットの許へ刑事ポルトガルが来た。女の頼みで金箱をあけたが、出てきたのは1ドル紙幣1枚であった。

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