剛膽の人

解説

「西部の荒武者」「渾身の腕力」「鉄血騎手」などと同じくフォックス社ラッセル主演映画。原作脚色は「鉄血騎手」脚色者ジュリアス・G・ファースマン。監督は上記3者中最初2映画と同様エメット・J・フリンである。相手役はおなじみの美人アイリーン・パーシーである。

1920年製作/アメリカ
原題:The Man Who Dared

ストーリー

マミー・リーが東部の学校から西部の父の元へ帰ってみると父は財政上の失態から地位を失わんとしていた。材木会社の使用人頭ジムは不敵な乱暴者であったが、マミーには熱烈な情愛を捧げていたので、目的のために手段を選ばず彼女のために大金を調達した。彼はその前マミーのために手に傷を受けていたが、附近に強盗事件があった時丁度悪人が片手を負傷したように装っていたため、ジムがそのの犯人として投獄されてしまった。それは彼にマミーを奪われるを恐れた悪人の仕業で、彼は更にジムの冤罪を証する約束でマミーと結婚した。一方ジムは獄中性来の不敵さから平気でいたが、隣室の彫刻師の囚人が死刑の前夜キリスト像を超人的な熱心をもって彫りつつある最中に起こった奇蹟的なできごとを見て、さすがの彼も崇高な念に打たれ、始めて信仰心が湧き起こった。折柄マミーは夫に違約されたことを知り急ぎ実証を握って帰り彼を助けた。悪人は自殺し果てた。生まれ替ったジムは人々に獄中の奇蹟を語った。マミーの心も彼に対する美しい情愛に満たされた。

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