恋を食べた女

解説

ルパート・ヒューズ原作の小説を「おしゃれ牧場」「珍暗黒街」のパーシー・ヒースが改作し、「春ひらく(1931)」「山猫酒場」のアグネス・ブランド・リーとシドニー・バックマンの二人が映画脚本に組み立て「龍の娘」「春ひらく(1931)」のロイド・コリガンが監督した映画で、主なる出演者は「悪魔が跳び出す」「失われた抱擁」のカロール・ロムバード、「めくらの鼠」「春ひらく(1931)」のポール・ルーカス、「マルタの鷹(1931)」のリカルド・コルテス、「鉄壁の男」のジュリエット・コンプトン、「陽気な中尉さん」のジョージ・バービア、ヴァージニア・ハモンドなど。「素晴らしき嘘」「山猫酒場」のチャールズ・ラングが撮影責任者である。

1932年製作/アメリカ
原題:No One Man

ストーリー

最初の夫と離婚したベネローブはやがて第二の男ビルと結婚をすることとなった。そこへまたドクター・カールとアルフレッドと言う二人の男が現れた。ビルはベネローブの金に惚れ、彼女はビルの肉体に惚れたのであるがある日、ベネローブはビルがスーと言う女と馴々しくしているのを見て憤慨し、ビルを振ってドクター・カールの求婚をいれ駆け落ちまでしようとしたが、ビルの肉体的魅力に打ち勝つことが出来ず、ついに彼女は後を追って来たビルと結婚してしまった。それから一年。ドクター・カールは医業に没頭してベネローブを忘れようと努めていた。一方ベネローブはビルがスーや他の女と良からぬ関係をつずけていることを知ってはいたが両親の手前努めて幸福を装っていたある日、彼女が偶然ドクター・カール会いそれがキッカケで二人の体情が再び燃え上がった。ところが程なく二人の情事があるパーティーンの話題に上ったが、それを耳にしたビルはカールにその真意を聞いた。そして放蕩のため心臓をひどく痛めていたビルは興奮の余り卒倒した。カールは医者としての立場からビルに静養をすすめたがビルはそれに耳を傾けようともせず依然として放蕩をつずけた。その結果ある日ついに心臓麻痺を起こして死んでしまった。不倫な夫と死別したベネローブはやがて実直なカールと結婚することとなった。

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