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劇場公開日:

解説

ビル・ブラッティとジョン・フェントン・マレイの共同ストーリーをブラッティが脚色、「底抜けオットあぶない」のフランク・タシュリンが監督したコメディ。「西13番街」のビル・ブルームの製作、「殺人地帯U・S・A」のハル・モーアの撮影、音楽はステュー・フィリップスが担当した。出演者は「替え玉作戦」のダニー・ケイ、「手錠のままの脱獄」のカーラ・ウィリアムス。「大都会の女たち」のマーサ・ハイヤー、「インターン」のテリー・サヴァラスのほかエヴェレット・スローン、ケイ・スティーヴンスなど。

1963年製作/アメリカ
原題:The Man from the Diners' Club
配給:コロムビア
劇場公開日:1964年3月4日

ストーリー

脱税容疑で逮捕され、保釈金を積んで仮出所したプラルドス(テリー・サヴァラス)、今となっては国外逃亡しかない。勿論、偽名でだ。ところが彼は両足の大きさが違い、偽名を作るのは難事。それに銀行に預けてあった高飛びの費用は政府に差し押えられており窮余の策を練り出したのは彼の情婦シュガー(キャラ・ウィリアム)。彼女の提案でダイナース・クラブに入会することにした。会員になれば、万事上手くいく。入会資格審査係のクレンク(ダニー・ケイ)は大のあわて者。犬に会員券を出したほどの者で、そのために婚約中の女とも結婚にふみ切れない。普通なら当然会員証はプラルドスには出ないはずだが、相手はクレンク、まんまとOKのサインを得た。おまけにクレンクの足もプラルドスとぴったり。クレンクを殺して、彼に化ければ逃亡は簡単だ。飛行機の予約もとれた。クレンクはプラルドスの手下のために震動減量器に縛りつけられ、時限爆弾がしかけられた。だが、クレンクもさる者、持ち前の機知で巧みに逃れ、教会に駆けつけた。何しろ結婚の日だ。空港に式もそこそこに車で。今頃は死んだと思ったクレンクの突然の出現に呆気にとられたプラルドスはついにお手あげ。翌日の新聞はクランクの手柄をデカデカと書き立てた。

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