劇場公開日 1986年11月8日

「「その男、凶暴につき」」L.A.大捜査線 狼たちの街 たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「その男、凶暴につき」

2014年1月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

北野武が監督デビューする際に、製作関係者に本作を参考にしてくれと言ったそうです。

狂気をはらんだ主人公が、自ら望むかのように泥沼にはまっていく展開、乾いた暴力シーン、そしてラストと、共通点が多い。

本作の主人公チャンスは、アドレナリン・ジャンキーですね。
最初のほうで橋からバンジージャンプするシーンがあるのだが、後半追い詰められた時にバンジージャンプの映像がフラッシュバックする事でわかります。
そんなイカれたチャンスと新たに組まされた小心者の相棒ブコビッチが...
クライマックスの衝撃的展開と後味の悪さは、同監督の「フレンチ・コネクション」以上!

そして「フレンチ・コネクション」で話題になったのは高架下でのカーチェイスだが、本作ではフリーウェイ逆走チェイスをやってのけます。

主役を演じるのは「CSI:科学捜査班」のグリッソム役でブレイクしたウィリアム・L・ピーターセン。
この当時はまだスリムで目がギラギラしていますよ(笑)

たぁ〜ちぃん