ギャング王デリンジャー

劇場公開日:

解説

ドナルド・ジンバリストが実話にもとずいたストーリーを書き、アーサー・ホエールの協力で脚色、テリー・モースが監督したセミ・ドキュメント・アクション。撮影はスタンリー・コルテス、音楽はショーティ・ロジャースが担当した。出演はTVのニック・アダムス、同「ハワイアン・アイ」のロバート・コンラッド、「ハッド」のジョン・アシュレー、「フロリダ万才」のメアリー・アン・モブリーほか。

1965年製作/アメリカ
原題:Young Dillinger
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1965年7月20日

ストーリー

ジョン(ニック・アダムス)はエレーン(メアリー・アン・モブリー)に夢中で、1日も早く結婚したいと考えていたが金がないので自信が持てない。エレーンは父の経営する会社から大金を持ちだす計画を考え、2人は早速実行した。近くの都会へ逃げた2人は新婚気取りで遊び廻った。だがある町で警官に逮捕され、入獄した。同じ監房のフロイド(ロバート・コンラッド)と仲良しになり、ネルソン、ヴァンメーターらと娑婆に出てからの荒稼ぎの相談をするようになった。やがて密計ができた。ジョンは監房で成績優秀に見せかけるような芝居をし、他の監獄に移されることに決まってから、面会に来たエレーンと打ち合わせ、護送の途中逃走した。シカゴに来たジョンはフロイドに紹介された男が気に入らず殺し、脱獄計画を実施するため、エレーンと共に監獄に殴り込み看守たちを殺して例の3人を脱走させた。ジョンを頭にした4人組のギャング団は全米を恐怖の嵐にまきこんだ。FBIまで乗りだした。だが、綿密に計画をたてた現金輸送車の襲撃などには警察は手も出ない。ジョンは顔の整形手術を考え、実行したが失敗、医師を殺した。次の計画も成功して大金を手に入れた。この頃になっFBIの腕利きが捜査網をちぢめていた。やがて激しい射撃戦がはじまりジョン以外の一味は殺されエレーンは警官に捕まった。彼女は妊娠していた。数日後、逃走中のジョンはシカゴでFBIの銃弾に倒れた。赤ん坊のことも知らずに……。

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