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解説

アメリカ陸軍の秘密細菌ガス兵器実験場を舞台にくりひろげられる人体実験された男の悲しく馬鹿馬鹿しいコメディ。製作はジョージ・バリー、監督は「ダーティハリー2」のテッド・ポスト、脚本はマルコム・マーモスティン、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はジョン・キャメロンが各々担当。出演はエリオット・グールド、エディ・アルバート、ハリー・ガーディノ、ゴッドフリー・ケンブリッジ、ジェニファー・オニールなど、本国公開原題はWhiffs。

ストーリー

アメリカはユタ州の陸軍ダッカム実験場は、実は化学混合物兵器研究中枢機関である。フラッパー一等兵(エリオット・グールド)は、軍隊に忠実な男で、日夜開発される神経ガスのモルモットとして15年間甘んじていた。だがあと5年の辛抱。それで年金は貰えるし、恋人の実験担当看護婦スコッティ(ジェニファー・オニール)とも結婚できる。だが、髪は抜け、舌の感覚も実験のせいでパアだ。連隊長ロッキアー(エディ・アルバート)は強力最新ガスの実験を命じる。が、フラッパーはすでにガスに免疫。そのために翌朝除隊をいい渡される彼。ハゲの事、味覚のマヒ、そしてインポ手当てを要求するが、毎月77ドルの身障者手当てだけだ。社会人に復帰する彼だが、発病でどれもこれも長続きしない。失意のまま、笑いガスを片手にバーへのりこみ、ガスを使ってレジより63ドルかすめとる。そうだ、とばかり、フラッパーは通院する軍の病院からはガスを盗み、それを使って強盗を働く。そして遂に銀行襲撃。殺虫剤散布の複葉機で町中にガスを撒かせ、ことは大成功。ロッキアー連隊長はガスの威力に喜び、フラッパーのなには元気元気。今こそスコッティをはらませて、結婚しよう。2人にはメキシコでの幸せな愛の生活が待っているのだった。...

作品データ

原題 C.A.S.H.
製作年 1975年
製作国 アメリカ
配給 松竹・富士

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第48回 アカデミー賞(1976年)

ノミネート
主題歌賞 “Now That We're In Love”

第33回 ゴールデングローブ賞(1976年)

ノミネート
最優秀主題歌賞 “Now That We're In Love”

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