快傑ディック・ターピン

解説

「腕鳴り肉踊る」に続くトム・ミックス氏の作品で、原作脚色はチャールズ・ケニヨン氏の手になり、監督は「腕鳴り肉踊る」「女護の島」等と同じくジョン・G・ブライストーン氏である。ミックス氏の相手は「獅子王リチャード」等出演のキャスリン・マイアース嬢が演じ、その他アラン・ヘール氏、フィロ・マッカロウ氏等が主要な役を勤めている。

1925年製作/アメリカ
原題:Dick Turpin

ストーリー

17世紀の英国に神出鬼没のディック・ターピンと称する義賊があった。貧者は彼を救世主と呼び、富者は彼を蛇蝎視していた。或日ターピンは高慢な貴族カールトンを街道に襲い金銀を奪い、彼の婚約者たるアリス姫の一命を救った事から二人は恋に落ちた。カールトンは部下に命じて彼を捕えようとしたが、出没自在の彼は依然として社交界に姿を現した。アリス姫はカールトンと結婚の日はいよいよ来た。式場に突然現れたターピンはアリス姫を救い出し、国外に逃れんとしたが遂にカールトン一味のために捕えられ、絞首台の露と消えんとした時、兄弟分のトム・キングが部下と共に現れ彼を救いいずこともなく姿を消した。ターピンとアリス姫の恋は遂げられ両人はフランス・ノーマンディの片田舎に楽しく余生を送った。

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