女陪審員

解説

「人の妻」など出演のフローレンス・リードの主演映画で、ギャレス・ヒューズ、デイヴィッド・パウエル、メイ・マカヴォイら人気者揃いのキャストである。監督は「人の妻」「男に捨てられた女」そのほかと同じく最近盛名を馳せつつあるジョン・M・スタールである。

1919年製作/アメリカ
原題:The Woman under Oath

ストーリー

若い放蕩者の主人がその部屋で死んでしまっていた時、使用人のジム・オニール青年はここにいたばかりか短銃を握っていかにも強迫がましい態度をしていたために有無をいわせず捕らえられてしまった。この事件を裁く12人の陪審官の中に1人あくまでも彼の無罪を主張する者がいた。それはグレース・ノートンという小説家として有名な女であった。青年の有罪を主張する11人の論拠は青年が自分の恋人をこの若い放蕩者の主人のために汚されたところから、殺意を生じたに違いないという説であった。しかるにグレースの元へ彼女の妹の死が報じられて来た時、彼女は全く驚くべきことをほかの11人に語った。真の犯人は実に彼女自身であったのである。彼女は妹がこの青年の主人たる放蕩者に汚されたことを深く憤って妹の復讐を計ったので、かくして青年は無罪となり、彼女もまたほかの11人の陪審官の彼女の立場に対する理解により恵みある裁きを受けた。

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