男の誓

解説

リリアン・ベネット・トムンプソンの原作を、「或る愚者有りき」「巌窟王(1922)」等と同じくバーナード・マッコンヴィルが脚色、エメット・フリンが監督したもので、主役は「苦役二十年」「沈黙の価値」等と同じくウィリアム・ファーナムで、対手役にはパラマウントのスターなるロイス・ウィルソンが扮し、悪役として有名なロバート・マッキム、フレッド・コーラーも出演する。

1922年製作/アメリカ
原題:Without Compromise

ストーリー

シェリフのディック・レイトンは町の人々の尊敬を得ていた。彼はジーンと恋仲であったが、哀れな乙女ノラの後見人が死んだ時彼女を引取ることにした。ノーラはカス・ブレークという無頼漢に殺されたのでディックはカスの捕縛に努め、遂に激しい争闘の後ノアと彼を傷つけて捕縛した。ジーンの父エインスウォースは悪政治家で、かつてディックに反対していたが、カスを自分の管理する病院に入院させることを拒み、かつ群衆をしてカス及びディックを襲わせた。ディックは自衛上拳銃を執って群衆と戦い、エインスウォースの息子を殺した。エインスウォースは我が非を悟り、且は娘ジーンの幸福を祈ってこの町を逃れたので、ディックは恋人と共に幸福な生涯に入る。

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