大暴れギブソン

解説

「高原王」「ギブソンの伊達男」と同じくリーヴス・イースンが監督したフート・ギブソン氏主演西部劇で、ジョン・ハムリン氏が書き卸した物語をフランク・ベレスフォード氏が改作し、アーサー・スタッター氏が脚色したもの。相手女優は「蠻勇ギブソン」出演のエスリン・クレア嬢で、スリム・サマーヴィル氏、ウィリアム・R・ダン氏等が助演している。

1927年製作/アメリカ
原題:Painted Ponies

ストーリー

西部の人々の血を湧かせる大馬術競技会の日は明日に迫った。北部の選手権獲得者バッキイ・シムスはその競技に出場すべくやってきた。そして父親と共に小さい回転木馬を営んでいるアデリン・ブレニングと知り合い親密な仲となった。それを知ったのはかねてアデリンに惚れているビントー・ビートという素性の悪い男で、彼はベッキィをひどく恨んだ。ビートは人々が回転木馬場で騒いでいる時に、自分の奮悪を知っているアデリンの父親ブレニングを密かに射殺し、バッキイ・シムスがその下手人であるかの如く仕組んだ。バッキイは直ちに容疑者として捕縛されたが、シエリフの特別の好意で晴れの大馬術競技会に出場を許され、見事に選手権を勝ち抜いた。そして殺されたと思われていたブレニングが蘇生し、下手人がビートであることが判明した。嫌がるアデリンを無理無体、伴って逃亡を企てたビートを、バッキィは追跡した大活躍の末遂に捕縛した。かくて青天白日の身となったバッキィはアデリンと相携えて楽しき北への旅に上った。

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