イヴの砂

劇場公開日:

解説

ゲオルク・ラファイエットのシナリオを「秘境の情熱」のジグムント・スリストラフスキーが製作・演出したセミ・ドキュメント。撮影はヘルベルト・C・ザイゼン、音楽は「秘境の情熱」のエンリコ・シモネッティが担当した。出演はキティー・ウォルフ、ジューン・アベルなど、無名の新人。

1963年製作/アメリカ
原題:How I lived as Eve
配給:大映洋画部
劇場公開日:1964年7月28日

ストーリー

億万長者のピンカートン氏は、南米に広大な土地を持っていた。ロリンス教授はヌーディズムの運動をしている男女学生のために解放してくれるよう頼んだ。氏は3カ月間、文明の恩恵なしで耐えぬければ、という条件で快諾してくれた。12人の生徒たちは楽しい自活生活に入った。だが椰子の幹に刻まれた日数の目盛りが増えるに従って、文明への郷愁が湧いてきた。そんなある日、島の中で野性の山羊を捕らえ、ピンキイという名をつけて飼うことにした。ある朝、ピンキイが綱を切っていなくなってしまった。1番若いイベットがピンキイの後を追いかけ、海岸の岩場で足を滑らし怪我をした。島には医療品さえない。こういう最悪の場合のために彼らは無線機を携帯して来ていた。文明の力を借りることになれば、ピンカートン氏の条件を守ることができないのだ。彼らがイベットのために文明の利器を利用しようと意を決したとき、島かげからモーター・ボートが姿を現した。気づいて椰子の幹を見ると刻みが90になっていた。彼らは賭に勝ったのだ。

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