暗中の声

解説

ラルフ・ダイアーの舞台劇を「13号室」「太平洋の娘」のフランク・ロイドが監督したミステリー・ドラマ。アイリーン・リッチ、オーラ・ケイリュー、ウィリアム・スコット、ラムゼイ・ウォーレス等が主役である。ニュース誌は「喜劇なる舞台劇--殊に暗中の声を主題としたものであるから、映画劇としての凄味が出ない」と評している。

1921年製作/アメリカ
原題:A Voice in the Dark

ストーリー

ヒュー・セインスベリーという不身持ちの医者が何者かに殺された。疑いはブランシュ・ウォーレン(アイリーン・リッチ)という娘にかかる。しかし娘の無罪は、病院の患者である盲目の老人と、耳の聞こえない老婆の証言で証され、真犯人はかつてヒューに弄れた看護婦であった。…という筋で、終わりは例によってのハッピー・エンディングである。

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