アロウヘッド

劇場公開日:

解説

ナット・ホルトが「ミズーリ大平原」についで製作した1953年作色彩西部劇。「アスファルト・ジャングル」のW・R・バーネットの原作から「ミズーリ大平原」のチャールズ・マーキス・ウォーレンが脚色監督にあたった。撮影、音楽は「ミズーリ大平原」と同じく、レイ・レナハン、ポール・ソーテルがそれぞれ担当。「黒い絨毯」のチャールトン・ヘストン、「第2の機会」のジャック・パランス、「美女と斗牛師」のカティ・フラード、ブライアン・キース、メアリー・シンクレア、ミルバーン・ストーンらが出演する。

1953年製作/105分/アメリカ
原題:Arrowhead
配給:映配
劇場公開日:1954年11月13日

ストーリー

1878年。リオ・グランデ附近はアパッチの脅威下にあった。騎兵隊長ウェイブライト大佐は、アパッチと和議を講ずるつもりだったが、隊付きの偵察員エド・バーノン(チャールトン・ヘストン)はアパッチの卑怯性を説いてこれに反対し、そのためくびにされる。しかしバノンの説いた通り、騎兵隊はアパッチに襲われ、大佐は戦死してしまった。バノンの身の回りを世話するニータ(カティ・フラード)はスペイン系と自称し、その兄もスパニッシュと呼ばれて隊の雑用をしていたが、バーノンは彼らがアパッチ族の出自であることを知っていた。アパッチのなかでももっとも凶暴なトリアーノ(ジャック・パランス)は、バーノンに個人的なうらみを持ち、白人襲撃のチャンスをうかがっていた。ニータは素性を見破られたと知ってバーノンを狙ったが、果たせずに自ら命を絶つ。トリアーノは公然と騎兵隊に挑戦してきた。新隊長ノース大尉(ブライアン・キース)は強引な作戦に出て失敗し、指揮権をバーノンにゆずった。騎兵隊はかなりの被害を受け、アパッチに包囲されたまま夜を迎えた。そして朝早く、バーノンは単身トリアーノに挑戦し、激しい闘いの末、ついに彼を倒すのだった。

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