明日なき男

劇場公開日:

解説

「夜歩く男」のブライアン・フォイが製作した犯罪活劇。脚本と監督は「ニューヨークの饗宴」のアンドリュー・L・ストーン、撮影は「真夏の曲線美」のカール・ガスリー、音楽はウィリアム・ラヴァの担当。出演者は「ダラス」のスティーヴ・コクラン、「征服されざる人々」のヴァージニア・グレイ、ギャビー・アンドレ、エドモン・ライアン、ロバート・ウェバーら。1951年作品。

1951年製作/アメリカ
原題:Highway 301
配給:ワーナー・ブラザース日本支社
劇場公開日:1952年7月15日

ストーリー

ノース・カロライナ州ウィンストン=サレムの商業銀行を襲った4人組のギャングは、自動車で逃走するが番号を知られて、東南部諸州の全警察に通報された。ワシントンのトラスコット警部(エドモン・ライアン)は、この一味は近頃東南部3州をまたにかけるギャング団と同一のものだと信じ、自動車鑑札番号の調査を命じる。一味はその頃ナイトクラブで踊っていた。その1人レジェンザ(スティーヴ・コクラン)の情婦マデリーンは、ギャング一味から逃れようとしてレジェンザの兇弾に倒れる。番号調査の結果、警察側に車の正体が判明する。一味は今度は急行鉄道のトラックを襲うが、奪った紙幣は焼却用の無効のものだった。一味はワシントンの隠れ家に入る。だが外に自動車を置き去りにしたため番号が判り、非常線が敷かれる。レジェンザと一味のフィリップス(ロバート・ウェバー)は逃れようとして、フィリップスは殺され、彼の札入れから情婦リー(ギャビー・アンドレ)の写真が警察の手中に入る。リーは恐怖にとらわれ、レジェンザが情婦になれというのを振り切って逃げ、レジェンザに射たれる。その夜、一味のメイズの妻メアリー(ヴァージニア・グレイ)は、リーが重傷のまま警察の手で入院していることを知り、記者に化けて事実を確かめるとレジェンザとメイズはリーを殺そうと病院へ行く。しかしトラスコットが待ち伏せて射ち、メイズは死に、レジェンザも追い詰められて殺される。かくしてギャング団残りの一味も一掃された。

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