足で蹴る恋

解説

ティファニー社映画で我が国に輸入された最初の作品である。A・P・ヤンガーの書き下ろした台本に基づき、リチャード・ソープが監督した学生スポーツ劇。出演は「我れ若し王者なりせば」のマーセリン・デイ、新進のチャールズ・デラニー、「喧嘩友達」のエドナ・マーフィ、その他デュエイン・トンプソン、キャスリーン・キーなどが出演している。

1926年製作/アメリカ
原題:College Days

ストーリー

金満家の息子ジム・ゴードン(チャールズ・デラニー)はカリフォルニア大学に入学し、メリー・ワード(マーセリン・デイ)という女学生と恋仲になる。だがある日、他の女学生にせがまれて彼女に接吻しているところをメリーに見られ、ふたりの仲には暗雲が低迷し始めた。教室中でジムはメリーに説明しようと試み、教授の怒りを買って退学を命じられるが、彼の男らしい態度に教授の心も解けて、復校を許される。カリフォルニア大学対スタンフォード大学のサッカー試合の前夜、ケネスという不良学生と怪しげな舞踏場へメリーが出かけたのを知ったジムは、メリーを連れ戻しに出かける。しかし、連れて帰る途中にメリーと争い運転を過まってふたりの乗る車は断崖から墜落し、メリーは負傷し入院する。翌日、昨夜の事件が知られて試合でジムは補欠に廻されてしまう。カリフォルニア方の旗色は悪く、試合は負けと思われたが、ジムが補欠で出場し、その奪闘で最後に逆転してカリフォルニアが勝利する。その後、ジムとメリー仲が昔通りになったことは、いうまでもない。

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