悪夢より覚めて

解説

チャールズ・マックレラン氏原作の舞台劇をビューラー・マリー・ディックス女史が脚色し、ロバート・G・ヴィニョーラ氏が監督した映画で、主役は「女優と兵士」の女主人公エセル・クレイトン嬢。その他セオドア・ロバーツ氏、エリオット・デクスター氏、マーシャ・メイノン嬢等のパラマウント映画のお歴々が共演している。

1918年製作/アメリカ
原題:Girl Who Came Back

ストーリー

上院議員のジョージ・ベイアードは知事バートンの娘ドロシーと婚約の間柄であったが、下層民を信ずる念が強くて、ベイアード家に伝わる真珠の首飾りが盗まれた時ドロシーの弟ラルフを疑って、真犯人のロイスという娘を疑わなかった。これがためドロシーとの婚約は破談になったが、しかし一方ジョージの情けに感じて本心に立ち帰った娘ロイスが遠い西部で耕作に従事している事を聴くや、ジョージは自ら遥々彼女を訪れて大いにこれを慰め激励するところがあった。

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