赤い谷から来た男

解説

原作はブレット・ハートの氏の小説『レッド・ガルチの牧歌』でエリオット・J・クローソン氏が脚色し、「突撃男児」「悍馬宙を飛ぶ」等と同じくエドモンド・モーティマー氏が監督したもので、主役は「鉄路の鮮血」「夜の鷹」「電光騎手」等出演のハリー・ケイリー氏が演じ、相手役はセネット水泳美人だったハリエット・ハモンド嬢で、フランク・カンポー氏が助演している。

1925年製作/アメリカ
原題:The Man from Red Gulch

ストーリー

1849年頃の物語。サンディはインディアンに殺されようとするフリスビーという老人を救った。老人は金を掘って当てた時に半分差し上げると堅く約して別れた。サンディーはレッド・ガルチに帰って友人のファロナーと面白い勝負をしようとした。ところが数年前ファロナーの妻を誘惑したラシャムという悪者に狙撃されて死んだ。数日後フリスビーは金鉱を発見してサンディーの許に約を果たしに来た。サンディーは亡友の二人の子供がミズーリ州にいるのを引き取った。子供たちは父母の顔を知らぬのでサンデーを父と思って親しんだ。子供たちの若い叔母ベッシーはすべてを知りサンディーを尊敬した。ラシャムの妻となった子供たちの母はルブラン夫人の名でラシャムの賭博場を支配していた。ラシャムはベッシーが子供たちの母を探しているのを知り会わせるからと偽って彼女を拐してしまった。子供たちはラシャムの賭博場に行っているサンディーにかくと知らせた。彼は追跡して蒸気船上からラシャムを投げ落とした。悪漢は輪にふれて死んだ。ベッシーはサンディーに抱かれた。子供たちも幸福になった。

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