劇場公開日 2013年12月21日

「 宮部教官(岡田)を慕う井崎(濱田岳)を見ていると、大河ドラマの「...」永遠の0 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 宮部教官(岡田)を慕う井崎(濱田岳)を見ていると、大河ドラマの「...

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 宮部教官(岡田)を慕う井崎(濱田岳)を見ていると、大河ドラマの「軍師官兵衛」を思い出してしまう。

 序盤から「生きて家族のもとに帰るんだ」という台詞を何度も聞かされる。もしや死ぬことを美談として伝えることのない反戦ドラマなのか?とも思っていたが、最終的に宮部がなぜ特攻を志願するに至ったかまでは描かれることがなく、祖父大石賢一郎(夏八木勲)が実は宮部に命を助けてもらった隊員だったという感動のオチだけで押しまくる結果となってしまった。おまけとして、路頭に迷っていた宮部の妻(井上)がヤクザの囲い者にされそうになったとき日本刀で斬りつけたという男(田中泯)の存在も気持ち良かった。ただし、彼の任侠人生は本当に生き残ったという価値がある男だったのかは疑問だ(笑)。

kossy