劇場公開日 2013年8月10日

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少年Hのレビュー・感想・評価

全46件中、21~40件目を表示

3.5何を我慢しとるか、はっきりしとったら我慢できる

2014年3月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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shimo

3.5予告CMで水谷豊が少年に言っている台詞が劇中で聞くと更にグッときた...

2013年11月4日
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鑑賞方法:映画館

怖い

予告CMで水谷豊が少年に言っている台詞が劇中で聞くと更にグッときた。関係ないけど今の子って足長いよなぁ〜…と、時々気が逸れて少年の手と股上の位置関係ばかり見てしまった。

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mmconv1oo

3.5一見丁寧そうにに見えて、全体を漂うオシい感じ

2013年9月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

一見丁寧そうにに見えて、全体を漂うオシい感じ。もう少し練れば良いのにという箇所がいくつか目立ったような。
特に、後半から最後にかけて、親からの独り立ちはわかるのだが、
小学校でも中学校でも友達がいたはずなのに、友達とも関係なく独り立ちしちゃったように見えるのが、終わり方として今一つ。

直接 訴えかけられているわけではないのかもしれないが、勝手ながら
絶対の正義と、その時代に合った現実解は必ずしも一致しない、その折り合いをどうつけられるようになるのかが大人への成長なんだ、
というのを一番強く受け取った。

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ホリファー

3.5若い世代にこそ見てほしい

2013年9月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

劇場に入って一番驚いたのは平均年齢の高さ。
三連休初めの土曜、しかも映画の日だというのに
客はまばらで、お年寄りばかり。
オン・ザ・ロードのほうがほぼ満席だったため、
こちらも人が多いのかな?っと思っていので、
これはちょっと大丈夫なんだろうか?っと不安に…。

映画自体は戦争ものとしてはかなりライトな印象。
役者たちも戦時中の人間という印象よりは、
平成の人間が戦時中の教育を受けたかのような、
少し妙な違和感が拭えない印象がありました。

主人公の家族は、洋服を作って外国のお客さんと
親しくしていたり、キリスト教徒であったりと、
戦争中であれば、色々な困難に直面することが
わかりきっているため、その辺りの近所の住民や
周りの環境に関しても興味深く鑑賞させてもらいました。

戦争という状況は国民の1人がどんなに抗っても、
その大きな流れを変えることはできない。
周りの人間たちが「大日本帝国万歳!」っと、
政治やマスコミ、教育に流されていく中。
自身の信仰を意固地になって主張する母親や
世の中の不条理に対して困惑する子供に対して
世の中に無暗に逆らうのではなく、その流れをきちんと
自分の目で判断して、本当に守るべきものは何かを考え、
時には大切なものを守るために周りに合わせること。
周りに流されたり、周りのせいにするのではなく、
きちんと自分の言動に責任を持つことを教えます。

戦時の学生教育、思想犯等に対する特高の圧力。
自由に物事を考えることも制限され、
理不尽な暴力に対して訴えることもできず、
「戦争に勝つために」の一言の元に、
自由な思想も生き方も弾圧され続けた時代。
この作品はどちらかというとそういった
時代に対して、どのように自分という
人間性を守り、自己を貫いていくのか。
そういうことを強く何度も訴えかけてきます。

反面、誰もが間違っていると感じていても
目を逸らし、耳を塞ぎ、自分を騙している事に対し、
おかしいじゃないか!っと思わず口に出してしまう
そんなH少年に対して、社会に流されている人々は
世論を盾に容赦のない暴力や弾圧を行おうとしていく。
今の時代には当たり前のように許されている言動が
こんな風に弾圧されていた時代もあった。

劇場で作品を見ながら、自分が同じ状況であれば
どんな風に対処すればいいのだろうか?
どういう風に立ち回るべきなのか。
焼夷弾の雨の中、どうしたら逃げれるのか。
周りの人の考え方、思想、行動それらを見ながら
自分ならどうするか?そんなことを考えながら、
ずっと作品を見ていました。

ネットが普及して自由な発言や思想が飛び交う中、
ネトウヨ、ネトサヨなんて言葉が流行り始め、
原発デモや反韓、マスコミ叩きなんて行為に
熱中している人が多い昨今。
この映画を見て、実際の日本の戦犯は!
日本の戦争に対する思想は~、実際には~
等とがなり立てる情けない人も多いでしょう。
こんなに自由な言動の許された社会の中で、
ネットの知識や周りの声に流されて、
周りの目ばかりを気にして勝ち負けばかり、
そんなものを気にする情けない大人達。
そんな大人を見ながら育って、
身内だけのノリを平然と全国に晒して、
物事の善し悪しすらしっかりと図れない、
そしてその悪事をまともに叱っても貰えない子供たち。

戦争とネット、状況は変わっても、
海に漂う海藻のように周りの声や考えに
安易に流されて、そんな矮小な自分に満足して、
斜に構えて生きている人々。
こんなに恵まれた世の中に居ながら、
恵まれてしまっているが故に
ハングリー精神に欠落し、自己正当化と、
自己肯定しかしようとしない人々。
わざわざ与えられた自由に対して、
自ら制限と檻を作って自分を守る。

行きたくもない戦争に連行され、
自分の信念を持って反戦を訴えれば、
拷問され、非難され、最前線に送られ殺された、
そんな自由すら叫べなかった人々は、
戦争が終わった途端に手のひらを返し、
「僕らは戦争は間違っていたと思う」
「戦争は二度と起こしてはいけないものだ」
「僕らは弾圧されていて自由な発言すら許されなかった」
っと訴える人々をみて何を思うのか。
今の情けない現代人を見て、一体何を思うのか。
H少年から見て現代人はどんな風にうつるのか。

映画や作品というのは、その情景や状況を見て、
誰かに思想を押し付けられるのではなく、
色んな思想を見ながら、
自分で物事を考えることができる。
大人や教師達が教えてくれない、
貴重な自分で感じ、調べ、考え、
学びとることができる文化です。

この映画は"自分で考える"ということを、
しっかりと伝えようと何度も何度も、
その点を繰り返し伝えてきます。
それは父親の言葉だけではない、
母親のまなざしであったり、
好戦家の理不尽な暴力であったり、
思想に染まった人々の理不尽であったり。
その全てが「自分で考える」大切さを、
何度何度も問いかけてくる作品です。

だからこそ、この作品は小中高生を
割引にしてもらって、
もっと沢山の人に見て貰いたいなっと思う。
そういう作品でした。

戦争ものとしてはやっぱりライトですし、
ちょっと当時としては言動等も含めて
人間性に対する考えはちょっと甘い面も
強くて、違和感があるのは否めませんし。
水谷豊という役者の印象が、
相棒の印象が強く、色々裏事情も聞いているため
やっぱりちょっと胡散臭い感じは否めませんが(苦笑)

そういう意味でも、戦争を考える為の
入門編的な映画としては最適ではないかなっと。
逆に大人でこの映画に満足してしまうのは、
ちょっといくらなんでも…っと思ってしまう面もあります(^^;

でも、こういう戦争映画は毎年
子供向けに流れる風潮ができるといいですね。
戦争を知っている世代がどんどん減って行っている今。
学校等でもそういった歴史を考える時間は
どんどん減っているようですし。

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水樹

5.0毎年、この時期になるとやって欲しい、映画です。

2013年9月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

戦争を経験していない、人間にとって、あの時代ってこんなんだったんだろうな、と想像が容易に出来る映画、やっぱり、そんなんだったんだ、と、その時を、なっとくできる映画。
わかりやすい。
やっぱり、戦争はしてわいけない。

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田中マコ

4.0素晴らしい作品

2013年9月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

とあるモールの映画館で鑑賞してきました。
平均年齢は60越えだと感じました。20代のカップルが一組見受けられましたが•••
映画に関してですが、戦時中のとあるごく普通の一家を忠実に再現されており、当時の人間模様、文化などを改めて知る事ができる貴重な作品であると思います。憲兵など自国民に対しても恐怖を与えていた存在も再認識させられました。その時代に懸命に生きている内容は鑑賞する価値は十二分にあると思います。個人的にはオールウェイズ三丁目の夕日ぐらいヒットしても良い映画だと思います。

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subaru19992005

4.0国民に対する国の責任

2013年8月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

筆舌に尽くしがたい苦難に陥れ、価値観の混同を強いられた国民に対して、国は国民を見捨てたという事実を、少年Hの行動を通して目の当たりにしました。
終戦の時は私は1歳で、戦争の記憶はありませんが、親や兄弟姉妹から悲惨な話を聞かされ、防空壕はあちこに残っていたし、傷痍軍人の姿もたくさん見ました。
戦争は間接体験していると思っていたのですが、主人公の家族が空襲に逃げ惑う姿、そして戦後の混乱の映像を通して、リアルに戦争の悲惨さを再確認しました。
国債は紙切れ同様になったことは聞かされていましたが、筆舌に尽くし難い無責任な、恥ずべき行動を国が取ったのだという事実を見つめさせられました。見終わった後に、国に対する不信感と憤りを強く覚えました。
日本は見事に戦後の復興を遂げましたが、それは国民一人一人の努力と知恵があったからこそで、政治主導で復興したわけではないことをこの映画から学んだ気がします。

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ウッチー

4.0穏やかで理性的な作品

2013年8月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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tochiro

3.5悲愴感を感じさせない戦時下映画。

2013年8月27日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

あと数十年ずれてたらこんな時代に生きなきゃいけなかったんだな…自分はどうころんでただろうな〜、と考えちゃいました。
勝算もないのに勝つと信じて戦争にかりだされ、何が正しいかもわからずに世間の流れ通りに自分も生きただろうなって思う。
けど、それはそれでどうにもならないわけで、だからと言ってこの主人公のように疑問を持ちながらもどうにもならなかった人々もいたわけで…結局戦争ってだれが悪いのか…考えてしまう作品でした。
‘父ちゃんが正しかった’ってセリフがあるけど、それでもどうにもならなかったんだよね。
こんな状況にもめげず、しっかり未来にむかって歩き出す家族。戦時下の作品だけど希望持てる映画でした。

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peanuts

5.0自分の頭で考え行動。

2013年8月26日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

怖い

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ハチコ

4.0後味さわやか・・・・。

2013年8月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

重過ぎず、軽過ぎず、最後まで、丁度良い感じで観賞した映画でした。

でも、背後には、ちゃんとした、メッセージ力を持ち、

「いいんだ!自分のままでいいんだ。

しっかり、前を向いて歩いて行こう・・・。」

と、爽やかな後味で、さりげない力を頂けました。

とーちゃんの、水谷さんのこの映画に対する思い入れがしっかり、姿顔で演じられており、感動しました。

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piko98

4.0少年と宗教と戦争

2013年8月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

終戦記念日の15日
レイトショーで観覧

戦時中~戦後のキリスト教信者の一家を
少年Hの子どもの視点で描く

父親は体格が良いわけでもなく、でも
洋服屋として手先の器用さで一家を支えている
母親は一家の中でも信仰に熱い

ストーリーの大筋以外にも
いくつか小さなエピソードで時間を感じさせない

焼夷弾のシーンは、これまでの戦争映画のなかでも
実にリアルだった。

水谷豊と少年Hの演技、良かったと思う。

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E.Del.Mar

2.5妹尾家はまだ幸せ

2013年8月21日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

戦争へまっしぐらの暗雲立ちこめるなか、4人家族が体験する事柄を、とくに長男・肇の目を通して描かれる。
夫婦と男女一人ずつの子供の4人家族。今ならごく普通の家族だが、当時はかなり厳しい目に晒されたに違いない。
西洋文化への傾倒は反国精神の顕れと見られた時代に、仕事が洋服の仕立屋で顧客の多くが外国人、しかも家族でキリスト教会に通い、とくに妻・敏子は信仰が強い。この辺りは作品でも取り上げられるが、夫の盛夫が身体的な問題で徴兵を免れている点は多く語られていない。
これが本当の話なら、主を兵隊に取られない家族がいい気なもんだと陰口を叩かれたに違いない。

そうしてみると、戦争のなか生き抜いた家族、とくに正義感が強い少年・肇と可愛らしい妹・好子には好感が持てるものの、やけに先見の目がありワケ知り顔の父親像は違和感があり、全体が都合のいい作り話に見えてくる。
男手を取られず、戦時中も家族が揃っていた(一時、好子が疎開するが)妹尾家は、他人から見たら幸せだ。

私が子供の頃、親から聞いた話は当然のごとく父と母では内容が違う。父は日本を遥か遠く離れた戦地で、母は父親が軍人で残された母親とともに幼い妹や弟たちの面倒を見ながら戦争を乗り切った。周りの大人から聞いた話と比べても、この作品の内容はすごくぬるく感じる。

戦時中の日本人の殆どが、戦況の事実を知らされず、負けないと信じて一点だけを見て生きてきたのが、終戦を迎えた途端、憑き物が消えたように人々が生き方を変えていくラストは興味深い。

「風立ちぬ」では喫煙シーンの多さが問題になっているようだが、本作のように喫煙シーンがないのも不自然だ。昭和40年代ごろまでは、大人の男はタバコを吸うものであり、誰も体に悪いものだなんて思っていなかった。

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マスター@だんだん

4.5考えさせられる戦争の悲惨さ

2013年8月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

つい先日、終戦記念日を迎えました。
今年は中々終戦ドラマをやらないな…と、思っていたら、風立ちぬや此方の作品、これから上映予定の永遠のゼロ等、映画での題材が多いですね。
終戦の日のニュースのインタビューでは、若者が皆口を揃えて、今日が終戦記念日とは知らないと言っていたのが、記憶に新しいです。
そういう若者たちにも、是非とも観て頂きたい作品です。

たった6,70年前の日本。
何百年も前のことではないんです。
その日本は、こんなに閉息的で何が正しく、何が間違っているのか、分からない程の軍事洗脳で、僅か幼い中学生でもあんな訓練をしていたなんて…
中学生くらいの男の子が、あんなに悩み苦しみ、親であっても終戦直後は、いったい何のための戦争だったか分からない…

今の時代では全く想像できませんが、
このような時代がほんの数十年前に実際にあったとは、何とも言えない気持ちになりました。

私の祖父母が来年80。
終戦の頃は、丁度、主人公Hより弱冠年下の小学校高学年だったのでしょうか。
祖父は、満州開拓団へ、祖母は爆弾工場の近くに住んでいたため、空爆や空襲警報が怖かったと、戦時中や戦後の話はよく聞いていました。
祖父母たちがまだ子供だったころ、戦争とは、本当にあった現実なんだな…、こういう時代に祖父母は育ったんだ、と、想いを馳せて観ていました。
劇中の空爆のシーンは、とてもリアルでちょっと怖かったです。

水谷豊さん演じる父ちゃんの、戦争前と戦後のセリフがとても胸に響きました。
伏線で一番ジーンとくるシーンです。
相棒とは、また全然違ったお父さん役、とてもいい味出しています。
個人的には、奥さんの蘭ちゃんとのセリフの絡みやシーンをもっと見たかったような気もしますが、お二人とも良かったです。

少し前に、ジブリの風立ちぬを鑑賞しました。
風立ちぬは、アニメですし、戦闘シーンや惨い場面、戦争の黒い部分は余り描かれてはいなかったので、此方の作品と二作品観て、更に深く考えさせられた気がします。

平和な現代の日々に感謝すると共に、
このような時代があったことは決して忘れてはならない、決し繰り返してはならない、そう強く感じました。

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友里

4.0戦後から震災から人々は立ち上がる…不死鳥のように

2013年8月18日
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近大

4.0少年Hの家族は素晴らしいです!

2013年8月17日
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知的

水谷豊と伊藤蘭さんの夫婦が、まさにピッタリハマり役でした!神戸の外国人相手の紳士服仕立て屋家業やキリスト教信者であることからも憲兵に疑われたシーン。少年たちへの戦車見立てての肉弾戦の軍事訓練やら町内会での消火訓練も、あの雨のように降り注ぐ焼夷弾による火事には、全く役に立たないですね(^_^;)
戦中の怖い軍事教官が終戦後の豹変に少年Hは怒りを感じたシーン!戦争の虚しさや愚かさを映画を通じて体験出来たのは良かったかな~

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ミラポチセブン

4.5感動

2013年8月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

あたり映画です。
歴史や戦争に関して知識があるわけでもありませんが、映画の内容は知識がなくてもわかりやすく、映画の世界にあっという間に引き込まれるような感じがしてすごくよかったです。
特に少年H役のひとの演技が共感できました。
当時の人たちの苦悩やそれでも生きていかなきゃいけないという生命力を感じました。

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ajun

4.5戦争を生きた家族の物語

2013年8月15日
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鑑賞方法:映画館

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知的

萌える

何年か前に読んだ妹尾さんの作品はとても面白かった。戦争の中で疑問を感じながら生きる賢い少年、父親と母親の描かれ方も原作通りの気がする。父親が神戸の紳士服屋を経営している事でリベラルな考え方出来たし、母親はクリスチャン。その子のHが戦争に疑問を抱くのは必然。自分の生き方をしたいが父親に我慢も大切とか、人を思いやる気持ちが大切とか諭される。3月10日の東京大空襲は義母から聞いていたが、乳飲み子の夫をかかえ、電話ボックスで授乳したそうで、火が燃え盛る様子を見て大変な時代を生きたと理解できた。水谷さん夫婦は適役ですし、Hを演じた少年は利発な男の子だと思い、これも適役だと思いました。とても良い作品です。私の地域では帝国石油会社が有ったせいか今日は土崎空襲の日だと、亡くなった義父母から聞いています。アメリカが敗戦をうながす為にやったと思いますが何人も亡くなって悲惨なものだったそうです。悲しいだけでなく笑える所もあり、その時代を一生懸命生きた人たちの物語です。

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未散

4.5押しつけないのが いい

2013年8月14日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

あの時代に戦争なんて…と言うものなら非国民とされ、子供でも容赦なかったことでしょう。   父親としてただ押さえつけて従わせるのではなく、諭すように今の状況を伝え、信念は持ち続けることを教えた  強く優しい水谷さん演じる父親に感動しました
戦争から得られるものなんて何もない。戦争はしてはいけないものだと、みんなに思ってほしいです。

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シュガー

4.5熱中時代(洋服屋編・消防士編)

2013年8月11日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

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星織音(ホシ オリオン)