The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛

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The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
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解説

ビルマ(現ミャンマー)の非暴力民主化運動の指導者で、1991年にはアジア人女性として初のノーベル平和賞も受賞したアウンサンスーチー氏の半生を描くヒューマンドラマ。軍事政権との過酷な戦いや民衆を魅了する強さ、イギリス人の夫マイケル・アリスとの愛情などが描かれていく。作家のレベッカ・フレインがスーチー氏の関係者へ取材を重ねて執筆した脚本を、リュック・ベッソン監督のメガホンで映画化。主演はミシェル・ヨー。夫のマイケル役に英国の名優デビッド・シューリス。

2011年製作/133分/PG12/フランス・イギリス合作
原題:The Lady
配給:角川映画

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(C)2011 EuropaCorp – Left Bank Pictures – France 2 Cinema

映画レビュー

4.0貫いた自由と信念と愛

近大さん
2017年8月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

ビルマ(現ミャンマー)を軍事独裁政権の圧政から民主化へ導いたアウンサンスーチー。
ノーベル平和賞、幾度もの自宅軟禁など日本でもつい最近まで度々ニュースで取り上げられ、何をしたどんな人かは大まかには知ってはいたが、改めてじっくりと知るには実にちょうど良い作品であった。

父はビルマに命を捧げた英雄。だから娘もずっと政治の中心に居続けたと思いきや、そうではなかった。
イギリスで暮らし、妻であり母であった。
母の看病の為、故郷へ。
国民からすれば、英雄の娘が帰ってきた。期待するのも無理はない。
しかし当の本人からすれば、自分に父と同じような事が出来るのか。政治経験も無く、長らく外国で暮らし、一介の妻で母である自分が。
が、祖国に戻ってこの目で見た祖国の苦しみ。
祖国を愛する気持ちは自分も同じ。
父は祖国に命すら捧げたのだ。
殉教者になれという訳ではない。
父は祖国の為に尽力した。ならば自分も…。

アウンサンスーチーは非暴力を貫く。
彼女の父は暗殺されたが、暴力に暴力で対したら、殺し合いになってしまう。
暴力に対する最大の戦いは、非暴力。
争いの火種である悲しみ、憎しみ、怒りに非暴力で打ち勝て。

それと対比するような軍事独裁政権。
赤いスカーフは殺す権利がある印だ、と軍人。
現将軍は非情にも配下の者を殺す。
こんな普通ではない世界が、ほんの遠くない過去に、ほんの遠くない国で起きていたのだ。

意表を突かれたのは、監督と主演。
監督がリュック・ベッソンなのが公開時から驚いていた。
最近、監督作も脚本作も生温い作品続くが、間違いなく近作ではベストワーク。
さすがにアウンサンスーチーの長い戦いを2時間強に収めるには無理があり所々ダイジェスト的で、軍事独裁政権もちょっとB級チックな悪役描写だが、サスペンスも織り込み、熱と力がこもった演出。
ベッソンは強い女性を描く事が多い。だから案外本作は意外でもないのかもしれない。

ミシェル・ヨーがアウンサンスーチーを熱演。
ミシェル・ヨーと言うとどうしてもアジアを代表するアクション女優としてのイメージが強いが、アウンサンスーチーの内面の強さ、凛とした魅力、一人の女性としての弱さをも体現。
アクション女優としてではなく、人間的な芯の強さを溢れさせ、ミシェル・ヨーのキャスティングもまた意外ではない。

夫役デヴィッド・シューリスの好助演も忘れてはいけない。
国の指導者となる妻を、全力でサポート。傍に居る時も、離れている時も。
ふと思ったのは、妻の志を否定するシーンと無い。
いや、全く無かったという事はあるまい。何処の世界に、妻を危険な渦中へ放り出す夫が居るものか。
妻の事は勿論何より心配している。
そして誰より、妻の事を理解している。
それらを滲ませる好演。次いでに、双子の兄弟役で一人二役!

話は小難しい政治云々より、家族愛や夫婦愛を主軸に据えたのは良かったと思う。
アウンサンスーチーを苦しめる軍事独裁政権の圧力。
それを政治的弾圧で見せてもなかなかに伝わり難い。
多少メロドラマ的になっても、離れ離れにさせられる家族で見せた方が万人に伝わる。
長い軟禁生活。夫や子供たちに会う事すら出来ない。
つまりそれは、妻が居ない夫、母が居ない子供たちでもある。
やがて夫が病に冒されている事が分かる。
死の床であっても会う事は許されない。
選択を迫られる。家族か、祖国か。
喚き泣くアウンサンスーチーの姿は胸に迫る。

現在に至るアウンサンスーチーの活動に関しては詳しくはない。
調べると、アンチ派も少なくないようだ。
が、幾度の悲しみや苦しみを乗り越えた自由と信念は真のものだ。

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近大

3.5Steel Orchid

everglazeさん
2016年3月21日
iPhoneアプリから投稿

サッチャーさんが鉄の女なら、アウンサンスーチーさんは鋼の蘭。彼女の志の強さは言うまでもなく、ご主人、息子さん達の苦労も大変なものだったことが伺えます。

将軍の娘という宿命だったのでしょうが、当初民主化運動を先導することに消極的だった彼女が、指導者として立ち上がるまでの過程と決心が省かれていた所だけ残念でした。

史実モノは事実の羅列で中途半端になりがちな印象があり、あまり期待していなかったのですが、映画作品としても気合いが入っていて良作だと思いました。

追記: 新政権発足おめでとう!

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everglaze

2.0見ているうちにどちらが悪いかわからなくなった

とばさん
2016年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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とば

4.0アウンサンスーチーと夫の過酷な愛の話

Cape Godさん
2015年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

総合:80点 ( ストーリー:75点|キャスト:85点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )

 色々と批判もあるノーベル平和賞だが、アウンサンスーチーは文句なしのそれにふさわしい受賞者だ。香港映画をはじめとして派手な活劇で魅せてくれていたミシェル・ヨーが、ここでは活劇封印で真面目に彼女の役を演じていて、見た目も含めてなかなか良い出来だった。またこれはアウンサンスーチーの民主化への政治闘争の話でもあるが、それ以上に家族の話でもある。夫のアリス博士役のデビッド・シューリスの出来がまたとても良くて、彼女を支えた彼の大きな貢献も見て取れた。
 軍事政権の無茶な独裁の描き方も生々しかったし、常に緊迫感があった。だが何故彼女が殺されなかったかは理由が示されていたが、ミャンマーの民主化の過程についての描写は足りない。普通は独裁政権は選挙などやらないか、やっても独裁政権が圧勝したことになる名目だけの選挙になってしまうもの。何故これだけの独裁政権なのに選挙がしっかりと行われたのかについての理由が示されなかったのは残念。

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Cape God
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