劇場公開日 2012年1月21日

「アダム復活ならず」ジャックとジル Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5アダム復活ならず

2012年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

アダム・サンドラー最新作。 相変わらず スランプから抜けられずにいるようで、本作もハズレ。。 アル・パチーノを本人役で引っ張ってきても、ギャラ代がかさむだけで 内容が良くなるどころか“笑えないコメディ”になってしまっています、、寒っ。

双子のジャックとジルを 一人で演じたアダム。 もう目も当てられないくらい見苦しい女装(ジル)。。 せめて体重落とすとか、雰囲気を変える努力をしてほしかった。。 ダスティン・ホフマンの『トッツィー(1982)』の方が全然 上いってます。 ジャックはというと、“いつものアダム”です。 頼むからもっと 役作りしてくれ。。。

ジルに一目惚れする アル・パチーノ。 何でこの役を引き受けたのでしょう。。 自身のイメージをぶっ壊したかったから?それなら しっかり壊れてますよ、ダンディさの欠片も残らないくらい。 『ゴッド・ファーザー』の強面イメージをネタにしてみたり、富豪チックな建物・振る舞いなどなど 「本人役、ホントにこれでいいんですか?」と確認したくなる。。

ジャックの妻役に ケイティ・ホームズ。…何て名前の役だっけ?(エリンです。。) 存在感ゼロ、演技必要なし。 旦那(トム・クルーズ)はこれ観たのかな? 次は『ミッション・シリーズ』で使ってあげてほしいと 個人的に思いました。

唯一(ちょっと)面白かった人、ジャック邸の庭師を演じた ユージニオ・デルべス。 メキシコで有名な俳優さんらしいです。 この人も 変装好き?本作で 二役を演じています(さて 誰でしょう?)

プロローグとエンドロールに ちょっと興味を惹かれたかなぁ、でもテレビ放映でよかったかもなぁの 1.5評価。 一日も早いアダムの再起を祈ってます。

Blue