劇場公開日 2012年1月14日

「ー 低調 ー」ロボジー みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5ー 低調 ー

2015年5月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

今流行りのロボット工学に、高齢化社会の老人問題を合体させたものの、コメディとしては新鮮味が全く感じられなくて残念である。ギャグも一昔前のものばかりでシラケてしまう。
きょうびロボットの中にジジイが入ってる程度では、子供も笑わないよ。
ふなっしーの中身がジジイぐらいの、ぶっとんだ発想がなきゃダメ。

その奔放さで女優としての幅を広げて来た吉高由里子のハイテンションな演技も一人だけ浮いてしまい、余り笑えなかった。
彼女のアクの強い個性をちゃんと受け止められる共演者がいなかったことは、ほんま不幸だったと言わざるをえない。
また、ロボット開発を担当する3人組の顔ぶれもイマイチ小粒だったしね。
『ハッピーフライト』から作品の評価は低空飛行を続けたままであるが、矢口史靖監督、次回作は大丈夫なんだろうか?

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みつまる。