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意外に熱いストーリーでビックリしました…。
超次元サッカーの話なので…非常識、支離滅裂で当たり前だと思って…軽い気持ちでDVD観てました…、ゲームで白竜とシュウはあくまでも「裏ボス」本編とは全く関係ない2人が相手なのですが、
ぶっちゃけGO1のホーリーロード本編よりも面白かったです。
天馬が主役ということもあり、シュウのエピソードの方が多めに用意されています。
白竜が私服の白革ジャンで登場するという究極の登場シーンは剣城との数秒の会話のみ、
当時、白竜目当てでシャインを買った私は、その扱いの差にかなりショックを受けました…。
ショタコンと化した今となってはシュウのファンに寝返りましたがね…、
沢城みゆきさんの少年声にはやはり「実家のような安心感」があります。
白竜役の福山潤さんも男性声優としては以前から「少年声」に定評がありました。
ただ白竜は顔も体格も声も…そしてその貫禄も13歳の少年とはとても言い難い…。
かなり脱線してしまいましたが…要するに、
アクションの迫力で「見せる」白竜、ストーリーの背景で「魅せる」シュウ。
そう分けて、交互に二人を見てると更に面白いです。
試合で個人プレイに走るほど仲間内で浮いていた異能の天才児…白竜と、
最愛の妹を殺され…その過去を引きずり彷徨う、元気で優しくもどこか憂いのある少年シュウ。
孤独だった2人がクライマックスにて「チーム全員で究極となる」ということに気付く…、
チームプレイに目覚めた白竜とシュウは仲間のパスを受け、
ついに最強合体技「ゼロマグナム」を放つが…。
では総評に入ります…、
前作のオーガがド迫力のCGアクション、次回作のイナダンが作画お化け…ついでにストーリーもカオス。
イナズマイレブンの映画を一区切りにすると、色んな意味でインパクトのある2作に挟まれているため、人によっては地味な印象を受け手を付けにくいと思います。
今作に異名を付けるとしたら「ストーリーのグリフォン」ですかね。
結果的に言うとイナイレ映画の中では個人的にこれが一番好きですね、
前述の通り「クライマックスのたたみがけ」がとにかくアツくて楽しいんです。
重くなりすぎないようなEDとなっているため気持ちよく観終われます。
注意点:小学生・中学生向けのコンテンツであることを忘れてはいけません、
あくまでも「軽い気持ちで観た場合の感想」です、ハリセン片手に一つ一つを拾い上げるのは「イナズマイレブン」というシリーズの無印時代からの醍醐味そのものを否定するのであまりオススメはしません。
超次元サッカーを純粋に楽しむとは、こういうことだ…!