劇場公開日 2011年10月29日

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「ブルース・ウィリスめ!」スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ブルース・ウィリスめ!

2020年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

 毎回犯人を当てられなくてサプライズばかり。これもこのシリーズの魅力の一つですが、ホラー映画愛に溢れていることも忘れてはならない。オープニングはいきなりのメタメタパターンで驚かせてくれるし、1作目をオリジナルとした「STAB」をそのまま高度にリメイクすることがテーマでもあります。

 ホラーのトリビア対決が一番の見所だったような気もするし、ホラーの定番を「最初に出てきた女の子は必ず殺される」とか、「最近のホラーはゲイキャラが生き残る」だとかのウンチクを交えながら、「ブルース・ウィリス以外の警官はみんな死ぬ」といったホラー以外でも笑わせてくれます。

 何と言っても、殺人事件が起きて警察から緊急事態だから夜9時以降の外出は控えるようにと言われているのに、平気でパーティしてしまう高校生たち。こんな奴らがいるから蔓延するんだよな~と、まぁホラーにはつきものですし、入るなと言われたら絶対入ってしまうのが映画では当たり前。地元ウッズボローで連続殺人が起きてから10年しか経っていないのに、警戒感が全くないのが異常なのです。

 その“リメイク”ということに拘る映画オタクは前三部作ではランディのキャラだったのですが、今作でその役目はウッズボロー高校のシネマクラブのロビーとチャーリー。現代っぽくカメラ付きヘッドホンでネット中継したりして映像作りにも凝っている。友人が殺されたりしているのに、平気でネット中継する様子はネクスト・ジェネレーションなんでしょうね。

 シリーズの特色として、デューイが小説のページ数をよく覚えていることや、ゲイルが不死身っぷりを発揮すること。そして映像でも『ショーン・オブ・ザ・デッド』を見せたり、トリビア『血を吸うカメラ』を出してくるなど、主人公当てクイズも過熱化しています。最も笑ったのがブルース・ウィリスより監督:ロバート・ロドリゲスというクレジットだった。映画ネタでは今までの中で最高。貼ってある映画のポスターも20作品くらいあるのですが、これを全部答えられたらかなりのオタク、映画王ですね!エンドクレジットに全部出てます。そして、今回も犯人はわからなかった(笑)

kossy
映画は生き甲斐さんのコメント
2021年1月16日

映画の中で映画のことを語ってるのは面白いですよね、「続編はさらにパワーアップするんだ」とかランディが言ってたり(笑) 少し前に最新作の撮影が終わったそうで楽しみです♪

映画は生き甲斐