劇場公開日 2011年7月2日

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「家族の定義とは・・。」水曜日のエミリア としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0家族の定義とは・・。

2014年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

幸せ

最近、プロデューサーとして製作にも名を
連ねる様になったナタリー・ポートマン。
大好きな女優の一人です。

さて、その彼女が主人公エミリアを演じる
この作品は家族が題材となる、考えさせ
られる作品でした。

不倫の末、妊娠して略奪婚、そして
生まれて3日めの乳幼児をSIDSで無くし
その真の原因は自分が窒息死させたのでは
ないかと心に闇を隠し悩むエミリア。
一方で両親の離婚により、心を痛める
8歳のウィル。

喧嘩して、仲違いしながらやがて
一つになる、家族。
その在り方を色々な視点で問う。
ただ、人を愛する。
それは愛する人の過去や悩みを
全て受け入れる困難。
死を悼む。
それは決して忘れることではない、
大事に心にしまい込むこと。
前半もたつくストーリー展開だが
後半はなかなか見応えあり。

としぱぱ