水曜日のエミリア
劇場公開日:2011年7月2日
解説
ニューヨークで働く新人弁護士のエミリアは、既婚者の上司と恋に落ちる。波乱を乗り越え離婚の成立した上司と晴れて結婚したエミリアだったが、8歳になる夫の連れ子には懐いてもらえず、周囲からは“略奪女”のレッテルを貼られ、さらなる困難が続く。次第に追いつめられていくエミリアだったが、ある時、意外な人物が手を差しのべる……。ナタリー・ポートマンが主演・製作。「偶然の恋人」のドン・ルース監督がメガホンをとる。
2009年製作/102分/G/アメリカ
原題:Love and Other Impossible Pursuits
配給:日活
スタッフ・キャスト
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映画でみるから
(しかもナタリーポートマンだから)
綺麗におさまっててなんとか観れるけど
現実だったらかなり鬱な状況…
でもそれがリアルで良かった
何年かしたらまた観たい作品。
2020年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
継子を含めた家族の再生の物語。
略奪愛。
でも彼女なりに継子とうまくやろうとするんだけど、状況悪すぎ、うまくいかない。これで継子とスムーズに行ったら嘘だよそれ。
彼女の心に突き刺さるような言葉を、よかれと思っていう継子。う~ん、あれはナタリーがキレて同然。
で、「子どもが一番」と言いながら、表面的なところしか見ないでジャッジする旦那。子どもへのご機嫌取り?継子が言いつけるそのままを信じてしまうなんて。やりきれないよな。
水曜日だけ、継子のお迎えを許されたナタリー。なつかない子ども。「I like, like」,…と相手の目を見れずに、どもりながら口にする言葉。誰が確信持って継子を「I love」と言えるのだろう。言い切れる方が嘘くさい。
でも彼女は努力した。水曜日のお迎えを禁じられた時、「私の番よ」と権利を主張するナタリー。現実では「そちらで引き取って(面倒見て)くれるのね」と丸なげする人だっているのに。うまくいかないけど、ナタリーなりに家族になりたかったのね。
「愛している、一番大切」と言いながら、子どもの気持ちに寄り添えない父と実母。
そんな中で、、エミリーだけが彼の気持ちに寄り添って同じ目線で遊べて一緒に冒険もして…。
そんな気持ちはちゃんと子どもには伝わるんだよね。そして最後の「I love you」「I know」。胸に迫ってきました。
赤ちゃん突然死をあんな風に受け入れるんだ。日本とは違うなあ。
他にもいろいろ設定を詰め込みすぎ。脚本が荒い。
せっかく、子役や受付していたボランティアの方の表情がよいのに、表面的に流れて行ってしまった感がぬぐえないので☆3つ。
もっと、一つ一つのエピソードをじっくりと見せて欲しかった。
でも今離婚・再婚が当たり前になった今、多くの人に観ていただきたい映画です。
2020年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ナタリーポートマンが大好きで、この作品でもやはり彼女の美しさは現在。
キャラクターはほとんど感情移入ができない前半でしたが、後半の元妻とのシーンはもう涙が、、、
エミリアの悲しみや苦しみや不安や弱さが時を経て、とても悲しい経験をして、溢れ出してしまったように思う。その経験はとてもじゃないが気持ちがわかるとは言えるものではないけれど、体験した方には簡単に乗り越えられるものではないと思うと、彼女は少しでも前向きになれたことを良かったねと言ってあげたくなる。
家族の形は様々ですが、この映画に出てくるくらいの家族は欧米にはたくさんありそう。この日本で、というか自分の周りでこんなにパートナーが入れ替わるという家族を見た事がないから。
家族といってもいろんな家族があって、それぞれがその家族のベストを探しているように思います。
子供の存在はその中でも大きな存在で、ものすごい役割をしているんだなぁー。
しっかし、エミリアのお相手。
どこがいいんでしょーか?
もはや、どこがいいのか、どこがいいところなのか1ミリも分からんー。
なんなら、息子のウィルのほうがいい男じゃないか?
子供やけどさ。
一人一人が他人に対してどこか憤りを抱えている。
でも、そこには必ず相手を思いやる気持ちがある。
いろいろな複雑な気持ちが混ざったリアルな人間ドラマだったと思う。
見た後には納得できる結末になっていた。