劇場公開日 2011年8月6日

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「B級映画ファンには、たまらないごちそう映画で高得点!!」ドライブ・アングリー3D Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0B級映画ファンには、たまらないごちそう映画で高得点!!

2011年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

『ニコラス・ケイジが未だアクション映画やるの?』これが映画を見る前の、私の正直な気持ちだった。映画を見る時は、ついつい何かと期待や、映画予想が脳裏を駆け巡るのが常なのです。これも、映画好きのサガで、しようがないのでしょうか?
私はこの映画を観る前に、ニコラスでは決してもう、スタントを使っても、面白い映画は出来ないと予想馬してしまった。
(ニコラス・ケイジはかなりの面長の馬顔ですからね。予想ウマと表現してしまいましたが、ニコラス・ケイジのファン皆さんごめんなさい。)
男優とは言え、俳優業は顔が命です。
彼の場合は、お世辞にもイケメンとは言えないし、そこで彼の俳優としての売りは何でしょうか?、顔がダメなら、男優の生き残りの他の選択と言えば、身体を張ったアクションでしょ?しかし今年で、彼は既に47歳だから、スタントをいくら使っても、こんなオヤジがこんな派手なアクションするか?と言うところで、映画自体に、作品としてのリアルな面白さを期待出来なくなってしまう。
爺マッチョは、正直、リアリティが無いし、どん引きする。
しかし、この馬顔の彼は、もう皆さんご存じ通り、監督の息子であり、伯父も監督、いとこも監督と、ハリウッド映画界のサラブレッドだから、そうそう簡単に、B級映画には、出ないが、この映画は立派なB級映画です。  ですが、B級映画と割り切って見てしまえば、見どころ満載、てんこ盛りで、お腹一杯に楽しめる娯楽映画として、否、B級映画の良作ですね。
(ただし、自分的には、ヒューマンドラマや、文芸作品好きなので、高得点は決して出せませんけれど。)
 映画は、いつ、誰と観に行くのか?その選択、私生活でのTPOに合わせて、映画選びをするのも、映画とのハッピーな関係を保つ大事な要素の一つですよね。
今日の洋服を朝起きると直ぐに、その日の天気や、気分、そして一日の出来事に合わせて、服選びをするのと同様に、映画選びも、その日の気持ちや、誰と見るなどと、色々自分のその時の選択に幅を持たせると、色々楽しめそうです。
B級で、リーズナブル価格になるのは、残念ながら、グルメだけのようですが、その分この映画は、設備の抜群な、シネコンで見れば、音響効果が抜群なうえ、シート幅が広くてリラックスも出来て、音響効果抜群な為に、寝てしまう心配は決して有りません。保証します。そして映画の後は、シネコンなら、食事の割引サービスのあるところが有るかも知れないですね。今、何かと自粛ムードのこの夏の節電は、一人家で、エアコン使うより、映画館で、気分転換するのも、一つの夏の節電の工夫と言うものです。
または、アクション映画ファンでない人でも、今、失恋中という人、または、上司と喧嘩した人等、ストレスを抱える人には、最高のストレス解消映画として、おすすめだし、もちろん、B級映画好きにも、きっと楽しんでもらえる映画のダークホースとして、この映画観て過ごすのも、
夏の思い出にどうでしょうか?
本当は『リービング・ラスベガス』の様な名演をニコラス・ケイジにまた演じて見せて欲しいと望むのは、映画好きの勝手な願いなのでしょうか?今は、七夕のシーズンなので、せめて、星に願いをこめて、彼にまた、秀作に出演して欲しいとお願いしたいです!!

ryuu topiann