「★ セルフリメイクの失敗例」ロシアン・ルーレット(2010) みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
★ セルフリメイクの失敗例
得意のアクションを封印してまで脇役に徹したJ・ステイサムの意気込みが、むなしく空回りしていた。
オリジナル版にはないM・ロークのキャラは不要、演技は微妙。
陰影の濃い白黒画面がスリルみなぎるヴィジュアルを創出していたオリジナル版の渋さが、跡形もなく消滅してしまっていた。
字幕付きの外国映画を見たがらない面倒くさがり屋のアメリカ人向けにリメイクされたようなパンチに欠ける作品。
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