劇場公開日 2011年10月28日

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「さほど語りたいことが浮かばない作品、3Dも物語ももっと工夫が欲しかった。」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5さほど語りたいことが浮かばない作品、3Dも物語ももっと工夫が欲しかった。

2018年7月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

楽しい

単純

3DBlu-ray・吹き替え版で拝見しました。イマイチな作品でした。スロー頼みの3Dは『バイオハザードⅣ』から変わらず、アクションも生身の動きにフォーカスすべきだった印象。三銃士とダルタニアンのキャストは悪くないですし、オーランド・ブルームのバッキンガムも好きですね。ただミラのミレディが浮きすぎて微妙でした。ただでさえ食傷気味なスーパーヒロイン役なのに、相手を不幸に貶めるのが何より好きな毒系ウーマン。仲間の為に戦うからこそ超人役が映えるのに、峰不二子のパチモンみたいな役だとミラは活きないと思う。

今の世代へ送るために『三銃士』を描くなら、原作に縛られない跳躍も欲しかった。立場は違えど友達になるダルタニアンとルイを軸に、そこから王道三銃士を描くことも出来たと思う。飛行船は好きなだけに尚更それらは残念でした。

吹き替えは檀れいさん、案外しっくりしていました!溝端さんは微妙です。

大体こんな感想かな。

平田 一