劇場公開日 2011年4月23日

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「アインシュタインは言った……」ブルーバレンタイン m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アインシュタインは言った……

2019年1月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

「男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。女は結婚するとき、男が変わることを望む。お互いに失望することは不可避だ。」

正に、これだなと…。

冷めきった シンディとディーンの夫婦関係(冷めてるのはシンディだけか…)に、過去の2人の馴れ初めを交えながら、そこに行き着く(破綻していく)までの様をみせるのは、解ってはいても 少し切なかった。

辛い時も、悲しい時も、2人が愛し合い 娘と幸せな暮らしが出来れば満足なディーン(ライアン・ゴズリング)。
常に上を目指し、向上心のあるシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)。

愛だけでは暮らして行けないというのを言いたかったのか…。確かに「愛」ではお腹が一杯になる訳でもなく…愛があれば…なんて…そんなものは理想でしかない。

でも、こんなに愛されているのに 何て贅沢な女なんだろうか!
っと思ってしまう、ライアン・ゴズリング贔屓の私(笑)

別れなんて突然やって来るし、いつでも一方的なもの。
傲慢な父の元で育ったシンディ。
本当は自由を求めていたのかと思っていたけれど、誰かに愛されることだけを望んでいたのではなく、完璧を求めてしまったのかな…。

m@yu-chan