4月の涙

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4月の涙

解説

フィンランド国内で記録的なヒット作を連発するアク・ロウヒミエス監督が、20世紀初頭のフィンランドを舞台に、過酷な運命に翻ろうされる男女の姿を描く。1918年の内線末期、約2000人の女性兵士が敵軍に暴行を受け、逃亡を図った女性兵ミーナは敵兵アーロに拘束されてしまう。アーロは適正な裁きの場に彼女を連れて行こうとするが、ミーナの抵抗により海で遭難してしまう。そしてたどり着いた島で暮らし始めた2人は、やがて愛しあうようになる。

2009年製作/114分/R15+/フィンランド・ドイツ・ギリシャ合作
原題:Tears of April
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2011年5月7日

スタッフ・キャスト

監督
製作
アレクシィ・バーディ
原作
リーナ・ランダー
脚本
ジャリ・ランタラ
撮影
ラウノ・ロンカイネン
音楽
ペッシ・レバント
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映画レビュー

3.5非道まかり通る時勢に屈しない姿

2014年10月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

内戦で繰り広げられる狂気の世界。捕虜、銃殺、恥辱・・忍び難く重苦しい中にあって、敵同士の男女が灯火のような愛を点らせた。男は女の為に身を捨て彼女を守った。彼女は彼にはもう返す術はなかったが、死した親友の子を守るという違う形で彼の気持ちに報いた。こうして、一筋の光の道しるべが確かに残った。非道の中においてさえ、例え針の穴を潜り抜けてでも光は先につながっていく。そんなことを思わせてくれた作品。(3.8点)

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sonje
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