劇場公開日 2011年8月27日

「のんびりとした詩的な医療現場の演出でした」神様のカルテ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5のんびりとした詩的な医療現場の演出でした

2014年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

幸せ

総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 医療現場で人の生き死にを見届けながら成長する若手医師の話なのだが、主人公とその妻は終始のんびり癒し系で詩的な雰囲気が漂い、重々しい医療現場という感じではない。原作がそうなのか監督の意向なのかわからないが、その雰囲気のままに患者の命を看取るという部分に焦点が当たりすぎて、現実感が掴みにくい。要は医療の話というよりも人情話になってしまっているのだが、でもこんな雰囲気の作品もたまにはありなのかな。

コメントする
Cape God