劇場公開日 2011年5月28日

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マイ・バック・ページのレビュー・感想・評価

全32件中、21~32件目を表示

4.5あの時代の空気を肌で感じたような気がして、ふるえました。

2011年6月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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kitami

4.5日本人が見る ちゃんとした日本の映画

2011年6月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

作品の題材としてはひなびた単館上映で
一部マニアや同時代を生きた方が観る映画、
といった印象なのですが、、、

そこは役者と山下監督の成せる技で、
決して観客に対して親切になりすぎることなく
じっくりと長回しのシーンも多用し
陰影のある映画となっています。

松山ケンイチはこういう底知れぬ笑みを浮かばせる
ような役をやるとその存在感が際立ちますね。

また、実在した保倉幸恵を倉田眞子として演じた忽那汐里が、
テレビで見せるのとはまた違う魅力をもってスクリーンに
投じられているのも新しい発見でした。

もっと暗い、持って行き場のないようなエンディングを予想していましたが
それほどではありません、ちょっとほっとさせるような
人間くさい、救いを持たせたエンディングで、
観終わって場内が明るくなり、一呼吸おいてから立ち上がるのが
ふさわしい映画です。

ちなみに観客の年齢層は幅広かったです。

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星なれ

3.0考えさせられた作品・・。

2011年6月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

単純に時代からは古い題材も現代にも沿う作品内容でした。
物凄く熱い信念とその正義と思想は、ちょっと恐い感じも純粋な
志に思いました。自分なりには真似は出来ませんが生き方の1つとしての
表現だったと。良かったです。

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darknight009

1.0白いブリーフ履いてみるか

2011年6月15日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

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しんざん

4.5面白いと言い切れないほど心に残る。

2011年6月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

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mumu

4.0ちゃんと涙を流せる男。

2011年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

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ハチコ

4.0今日の一句『投げるなら 火炎瓶より 声援を』by♪Aぇ〜Cぃ〜♪

2011年6月4日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

火炎瓶を投げまくった闘士達の成れの果てが、後にレバノン空港乱射や企業ビル爆破テロ、あさま山荘事件etc.の凶行に迷走していく顛末を知る70年代生まれのしらけ世代には、右やら左やらとか面倒くさい思想とは無縁である。

ノンポリ故に日米安保の争点って何やったのか?が知ったこっちゃなかったが、一番わかってなかったのは、当の妻夫木聡、松山ケンイチ2人だったのではないだろうか。

ベトナム戦争が泥沼化の一途を辿っていたアメリカに対する嫌悪が発端だった安保闘争なのに、2人の談義には、ロックバンドCCRの名曲『Have You Ever Seen the Rain?』やジャック・ニコルソン主演映画『ファイブ・イージー・ピーセス』etc.アメリカのサブカルチャーばかりが引用される。

結局、アメリカに対して憎悪より憧れが勝ってしまう日本人感情を物語っていて感慨深かった。

「日本人ってカブレやすくて、冷めやすい民族なんやな」
と少し呆れたけど、確かに
『真夜中のカーボーイ』のダスティン・ホフマンの最期は、純粋に泣けてくる。

妻夫木はスクープへ、松山は革命へと、純粋と欲望が狂おしく行き来する破滅模様は『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンを彷彿とさせる振り子の法則を感じた。

しかし、追う妻夫木は白の化身、迎える松山は黒の化身(ストーリー的なら背景色は赤かな)と、単純に当てはめられない。

両者の自暴自棄な欲望の混ざり合いは、やり場のない憤りがコダマした時代に介入した若者の抱え込んだ複雑骨折のような対峙と云えよう。

そして、独り善がりに激しく往復する各々の振り子は、社会にとって、所詮、一つの歯車に過ぎない。

散々、苦悩した己の叫びなんて、世の中は容赦なく無関心に時を刻みゆく。

“絆なぞ信頼より裏切りが占める(絞める)代物”

そんな世の無情を思い知って、人間ってぇ生物は大人になるのだとしたら、この時代の振り子は無駄に血を多く流し過ぎている気がしてならない。

では、最後に短歌を一首

『砦陥落(お)ち 託した雨に 眼(芽)は若く 翼は苦く 赤く萎んだ』
by全竜

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全竜

3.0沢田くん泣くしかないね

2011年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

梅山の正体は教室の議論で示されている。お前は何がやりたいのと問われて答えられない。
これはオレがつくったのだからオレについてこれない者は出ていけと言って、
けっきょく自分がでてしまった。
梅山は何をやりたいか分からないが、じっとしていることはできず、
何者かになりたくてただうごめいていた。
梅山には企画力があった。その企画力は何をやりたいかという本質がないため、
相手をだますために使われる。警察に捕まれば自分を正当化し、仲間に罪を押し付ける。
週刊東都表紙モデルの倉田は沢田に言う。
「この事件はイヤな感じがする。とてもイヤな感じがする」
沢田は先輩に「写真を警察に渡したら社会部を批判できなくなる」と言われ、
ニュースソースを警察に知らせず、有罪になり社をやめる。
数年後、ふと居酒屋にはいるとそこにはドヤで会ったタモツが居酒屋のおやじをやっていた。
沢田が取材のためにウソをついてもぐりこんだドヤで会ったタモツは、
今でも沢田をダチと思っている。
沢田はスクープが欲しくて梅山に振り回され、自分がだましたタモツは
今でもダチとして信用している。
それは泣くしかないよな。

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ace

3.02人の演技力に拍手!

2011年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

内容は想像とは少し違いましたが、
妻夫木さんと松山さんがそれぞれの役に成りきっていて、
とても引き込まれました。

とくに松山さんの立ち振る舞いやものの言い方は、
前にテレビの特集で見た、実際の活動家の人と本当に似ていました!

本当にすばらしい役者さんだと改めて感じました!
これからも多くの日本の映画作品に出演してほしいです。

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mai-t

2.0つまらない

2011年5月30日
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鑑賞方法:映画館

単純

キャストは素晴らしいのですが、内容が単調で、上映時間が2時間以上と、長く感じます。
レンタルで十分な映画だと思います。

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馬糞うに

3.5ベクトルの違う、強い憧れ

2011年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

この映画のキーワードは憧れと、涙。
妻夫木君演じる沢田の憧れはジャーナリズム、梅山の憧れは革命家になりたいということ。
お互い進む方向は違うけど、強烈に憧れるその気持ちが、お互いをひきつけたのかもしれません。
正直、自分が生まれる前のこの時代の、この暴力に満ちた闘争って言うのがよくわからない。理解できない。
それに、このことを取り上げることは少ない。文化が成熟していく上で通る道なのかな。革命って。。。
だけど、ここに出てくる梅山はなんとなく、口ばっかりなところがあって、わたしのイメージの当時の活動してた学生ってそういうイメージがある。
もちろん本気で戦って、本気で傷ついたり、逮捕されたり、三島みたいに死んじゃった人もいると思う。
それで何が変わったかは分からないけど。
当時の学生ってなんか哲学とか共産論とかそういうのに偏ったりしてとにかく小難しいことを喋ってることに自己陶酔しているような、そういう感じがする。だから実際に何かをどうしようとしてたのか、ただ熱に浮かされていたのか、とにかくそういうエネルギーがあった時代だと思う。
この映画はそのあたりの感じがすごくでている映画だと思いました。
沢田は逆にその活動家達とは対極のメディアという中にいて、無力感とかを感じているという、二人の対極的な立場が見所です。
実際思想だとか、そういうふわふわしたものに憧れているわけですが、人の命が関わってくると、問題が大きく違ってくる。その意味で、あの自衛隊の駐屯地のシーンはすごく重要だと思う。すごい生々しいというか、衝撃的ではあるんですけど。
妻夫木君は悪人の時もそうでしたけど、沢田になりきってますよね。最初のふわふわした感じから、だんだん悩んでいく様子がよかったです。
マツケンもアカデミー賞レベル。
自分だったら、多分沢田の側かな。。。ただ、真の意味で、理解できない。どちらも。そしてそこへの憧れもあまりないです。。ただ、当時それだけのエネルギーとか熱意を持っていた、団塊の世代?の人たちが、今なんであんなに無気力な感じなのかが分からんですけど。。。

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NAO

3.5ミスマッチ

2011年5月24日
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鑑賞方法:試写会

単純

興奮

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juve0504