トリック　劇場版2のレビュー・感想・評価

テレビシリーズも全部見たこの作品。
映画になっても同じように面白かった。
わざわざ映画でなくてもＴＶと同等内容だった気もするが・・

　"トリック（映画）" シリーズ第２作。

　Netflixで４回目の鑑賞。

　ノベライズは未読、ＴＶシリーズは視聴済みです。

　前半は孤島、後半は山村と舞台が移り変わるのはこれまでにない展開でしたが、ドラマと違うのは本当にそこくらい。
　殺人も起きないし、なんなら普段よりストーリーが単純になっている印象。これが劇場版とは恐れ入る。いい意味で。
　映画だからと気負わない製作姿勢が本当に好き。スケールアップしなくてもいつも通りでいいんだよと思わせてくれる！

[余談]
　今回観て気づきました。矢部が山田と上田と絡んでない！

劇場公開時鑑賞。いつもの。でもそれで良い。

片平なぎさ使って手袋くわえて外すシーン…僕ら世代には反則技ですわ。
ゴムゴムの実等々所々にパクり！？オマージュ！？のオンパレード。
残念なのは矢部の出番が少なかったのとエンディングが鬼束じゃ無かった事かな。

物語の大筋はいつもと変わらないのだが

結末は敢えて差別化されている

しかしそれが面白さに直結されておらず、カタルシス或いは暗さを落とし込むことが出来てなかった

山田たちの和気あいあいとした姿を観るため「だけ」なら十二分に楽しめるであろう

面白い。

おそらく1度見てしまえば、ネタも展開も分かるので初見のインパクトは薄れると思う。
だけど…初見で見たらやっぱり面白い。
作品自体は2006年、随分と前だ。
この鮮度はなんなんだろうか？
当時としてもそうだが、今となっても、やはり他に類を見ないのかもしれない。

仲間由紀恵さんの出世作だと記憶している。
どんなにアホな台詞を吐こうが、どんなにバカバカしいシチュエーションだろうが見てられる。
不思議な…ホントに不思議な体験である。
美しいのは言うまでもないのだが…なんなんだろうか？すっとぼけたあざとい芝居も何故だかハマる。
阿部さんの細かい芝居とか、ホント可笑しくてしょうがない。目線とかをちゃっかり抜いてるアングルの妙だと思われる。
…それにつけても、隙あらば挿入されるボケの数々。やたらに滑舌の良い仲間さんのツッコミ。
「なんでやねん！」と観てる側が突っ込む様なシチュエーションも多々あるのだが…「トリックだからいいんじゃね？」みたいな免罪符が確立されてる。
勿論、脇の役者も傍若無人だ。
野際さんとか、なんであんなに面白いのだろ？
ホントに良く分からない。

今回は片平渚さんが大悪だ。
言わずとしれた「2時間ドラマの女王」だ。
彼女が追い詰められるのは、やはり崖っぷちなのだ。
明らかに狙ってるよねw
そして、流石だと思うのは、そのシチュエーションを片平さんは成立させちゃえるのだ。
違和感を抱かない。抱かせない。
とつとつと喋る独白を聞いてしまえる。
…驚くよ、実際。
片平ワールドと言ってもいい。
彼女がそのシチュエーションを背負った刹那、片平劇場の幕が開く。
そら恐ろしい程の存在感の為せる技なのだ。

気楽には勿論見れるのだけど、ソレだけではない。
見出した途端に、ガッツリ襟首を捕まえられて囚われてしまう。この作品を生み出した堤監督は、やはり天才なのだと思う。

忘れた頃にまた見たら、初見と同じかソレ以上の面白さを見つけられるのかもしれない。

シーズン3の再放送で再ハマり、探してみたらこのDVD発見。当時嫁が購入してた模様。

好きなんですよねー、このあまりのバカバカしさ。
よろしくねっ、とか、ゆーとぴあなんて全く記憶になかった（笑）
堀北真希がいるー。有吉がショボい。
小ネタの数々も面白いのだが、上田と山田の掛け合い（裏切り合い）がもう最高。新作できませんかね。

しょうもないが片平なぎさの久しぶりに銀幕と復帰と、堀北真紀の初々しいしさに一票。

ネタが古い昭和でよく分からんのとかあったけど基本面白かった。
一番面白かったのは二人とも穴から落ちていったとこだな。
何故か面白かった。

主演のふたりの役が最高にハマってる。

スチュワーデス物語を彷彿させる片平なぎさの白手袋、貞子這い、ちょくちょく入る遊び心が楽しい。

トリックシリーズでいちばん好き。トリックがシンプルだけど、なるほどってなる。

仲間由紀恵の魅力全開でした❣️
有吉弘行好演でした。

仲間由紀恵扮するマジシャンの山田奈緒子と、阿部寛扮する物理学者の上田次郎らおなじみキャラクターの活躍をコメディタッチに描いたミステリー「トリック　劇場版」の第2弾。謎の宗教団体の支配する筺神島（はこがみじま）で、捜索依頼が出されている西田美沙子を巡って、宗教団体の長・筺神佐和子と対決する。

堤幸彦ワールド全開。ぶれません。

なんか30代後半しか分からないようなギャグがあったので
ガキは半分しか面白さ感じれないぜ！へへへ

この映画を一言でいうとですな
母の愛は色々あるね

人気テレビシリーズの映画化作品第二段。いつものメンバーでの、あの緩～い、マッタリとした独特な世界観が再びです。
相変わらず、パクリ満載です。ある一定年齢以上の方ならわかりますが、片平なぎさの”例の”手袋を歯で取る演技も見れます。29年ぶりの映画出演らしいですが、良く笑わないで、演技しましたね＞片平なぎさ。流石に女優の貫禄を感じました。
あと、ユートピアなんて、やっぱり今時の人は知らないんだろうなぁと思ってしまいます。こう言う濃いところが良いですね。
矢部（生瀬）は今回、一体何の為に出てきたんでしょうね？　今回矢部の活躍はほとんどありません。やはり『広報人』としての出演でしょうか？　まぁ、『広報人　矢部謙三』と言うのもありますが、そんな緩いところが良いです。
堀北真希ですが、彼女は良いですねやっぱり。『ALWAYS 三丁目の夕日』でもいいと思いましたが。将来、大女優になりそうな気がするといっては過言でしょうか？
何時もいつも良い意味で期待を裏切ってきている”トリックシリーズ”。この次が無いとは、誰にもいえないですね。